株式会社ブロードリーフ 知財部門スタッフインタビュー

事業について
最初に、貴社で行っている事業について教えてください!
弊社は、カーライフを支えているモビリティ産業の事業者を中心に独自開発のIT基盤「Broadleaf Cloud Platform(BCP)」によりサービスアーキテクチャを提供し、企業における一連の業務を効率化するソフトウェアのほか、業種業態を問わずに利用できるソフトウェアを提供しています。
これらのSaaSは、企業経営に不可欠なトータルマネジメントシステムとして位置付けられており、DX推進を通じて事業継続のみならず新たな価値の創出にも寄与しております。
今まではパッケージ型のソフトウェアを中心に扱っていたのですが、2022年度から、SaaS型と呼ばれるような商品を新しくリリースしています。
そのため弊社は今、第二次創業期、ビジネスモデルの変革期を迎えているところです。
特徴・強みについて
ではそんな貴社の特徴・強みは、どんな部分にありますか?
お客さまの業務に必要とされる管理サービス機能をはじめ、業種に特化した固有機能を豊富に取り揃えているソフトウェアの提供している点です。国内を走行する自動車の車種情報や部品情報を約40年にわたって蓄積してきたデータベースが弊社の最大の強みになります。
そのため、グループ全体で約3.8万社のお客さまにご利用いただいています。このような実績により、お客さまから厚い信頼をいただいております。
また車両データの取得という点からも参入障壁が高く、別業界からの新規参入がしづらいという側面もあります。
ブロードリーフの知財部門
続いては、貴社の知財部門が持つ特徴・強みについて伺いたいと思います!
難しい部分ですが…まずは知財部門そのものについて話しますね。
先ほど話題になりましたが、弊社は今、第2創業期として従前の事業内容に加えて新たな事業分野への進出を行っております。そのため知財部門も、今までの事業の拡大はもとより、新たな事業分野でのビジネスに関して対応していく必要があります。
特にブルーオーシャンでない分野に参入するときは知財の重要度がより強くなります。
具体的な仕事としては、既存製品の改善へのフォローや新たな事業への知財の確保・アライアンスなどをしています。
知財部門が「社長室付き」の会社
他社と違う部分という意味なら、「知財部」「開発本部の知財部門」などではなく、社長室付きの知財チームとして活動している点があります。
社長室という経営陣と近い環境で知財業務を行うことで、経営戦略に基づく最適で柔軟な知財戦略の立案、この知財戦略に基づくスピーディな実行を可能としております。
経営陣からのダイレクトな意見や指示を踏まえて業務に取り組むことができ、やりがいや成果を感じられます。
日々の業務、ブロードリーフでの仕事について

ここからは、普段のお仕事に関して質問していきたいと思います。まず、企業全体で大切にしていることはなんですか?
企業理念にもあるように、「感謝と喜び」を大切にしています。当社だけが成長するのではなく、クライアントを始めとした関わる方皆さまと共に成長できる会社。これが弊社がとても大切にしていることです。
「ブロードリーフ」という社名は広葉樹のことです。「お客様をはじめとする全ての方と共に成長していく」という気持ちを込められた社名でもございます。
知財部門では日々、どのように働いていますか?
言われて動くというより、自ら積極的に行動していくのが基本ですね。知的財産に関する興味を通じて会社にどう貢献できるかを考え、動いていくことになります。
具体的なことは経営陣と話し合い、取捨選択していくことになります。
個々の能力を維持しながらも、チームとして貢献できるような体制で業務をこなしています。
知財部門の具体的な仕事について
知財部の仕事、というものは会社ごとに扱う業務範囲がかなり違います。そこで、貴社の知財部門では具体的にどんな業務をするのかぜひ聞きたいと思います!
繰り返しになってしまいますが、メインは会社に対して知財の視点から何をしてどう貢献するか、という部分になります。いわゆる知財戦略というものですね。
弊社の知財戦略は、根幹となるような大方針は変えない一方で、細かい部分等は臨機応変に変更修正する柔軟性の高いものです。ここに一番のリソースを割いています。
会社の経営陣が持っている知財の方針・事業などを知財業務に落とし込んでいき、その際に何が必要か考え行動をしていく、という形です。
他にも社内へのフィードバック、社内教育、財産価値の評価、社外への交渉材料準備などを行っています。
発明の書類作成などは外部の特許事務所に依頼しています。専門性という点でも効率という点でも、最少人数での最大効果が見込めますからね。
入社後の仕事・教育制度
今回採用される人の、入社後の担当業務や教育制度について教えてください
いきなり経営陣と話をする・聞くのは難しいですから、最初は経営陣の考えを理解することからスタートします。そしてその考えに対し、自分が具体的になにをするべきか模索し、タスクとして実行してもらいます。
具体的には何をやるのか、ということですが、特許調査や発明発掘といった一般的な業務から知財の重要性を社員に理解してもらうための教育などをやっていくことになります。
教育制度としてはOJTのなかで色々なトライができる環境があるので、様々なことを吸収していっていただきたいと思います。
外部研修や外部との打ち合わせなどもあるので、そこからも学びを得られるはずですよ。
職場の環境について
職場はどんな環境・雰囲気ですか?
積極的に人との繋がりを持とうとする人なら受け入れてもらいやすいです。
意欲があれば繋がりを作れるような、穏やかでアットホームさを感じられる雰囲気の職場です。
特に知財は苦手意識を持っている社員もいますから、丁寧に説明をしていくことになります。そうすると、自然に深いつながりができます。
貴社で働く面白さや、働きやすさといった環境面についても教えてください
弊社ではあまり時間に縛られない、裁量労働を採用しています。なので自分のパフォーマンス・結果に合わせた時間の使い方ができます。
弊社はいま第2次創業期といった時期なので多方面でチャレンジができる状況です。スキルアップや新しい繋がり等が望めるのも、働きやすさや仕事をしていて面白い部分だと思います。
求人を募集した理由
今回はなぜ求人募集を出すことにしたのでしょう
新しい事業を進めていく上で、知財というものは欠かせません。知財部門の強化のために、求人募集を行っています!
では、どのような人材を求めていますか?
大きく2タイプの人材を求めています。
まずはある程度知財業務の経験がある方。このような方の場合は、会社の方針を理解したうえで積極的に取り組める人に来ていただけたらと考えています。
そして弊社ではチャレンジをしてみよう、という人を募集していますので、経験が浅くとも、知財への熱い思いや転職してレベルアップをしたいという思いがある方にもぜひ応募していただければと思います。
なお分野としては、ITソフトウェアの知識が必要です。ほかには電気・電子・光学などでしょうか。化学バイオ、機械のみをやっていた人にとっては難しい職場かもしれません。
最後に転職者へひとこと、メッセージをお願いします!
従前のやり方に縛られず、新しいことへ果敢にチャレンジできる人と一緒に働きたいと思っています!
チャレンジ精神旺盛な方の応募、ぜひお待ちしております!