小野国際特許事務所 -インタビュー-

小野国際特許事務所の強み
Q.貴所の強みはなんですか?
弊所の仕事を通して、未経験者も経験者も大きなキャリアアップを目指せる点が、なによりの強みかと思います。
弊所は化学、バイオ分野を得意としており、携わっている全案件の6~7割を占めます。
大手の製薬会社や化粧品メーカ―、飲食業界ともお付き合いがあるのですが、これらの業界は、海外への出願のニーズが高いという特徴があるんです。
ですから小規模の事務所ながら、広い国際的なネットワークを持っています。
具体的には、60か国以上に出願した実績があって、各国2~3事務所とお付き合いがありますね。多数の外国出願を経験できるんじゃないかと。
化学や医薬品分野を扱うことから派生して、容器や簡単な機械など、全然化学と関係のない分野の特許出願も手がけています。ですから割と化学以外の案件も多いんですよ。
うちは小さい事務所ですから、分業制ではなく幅広い業務をやってもらう方針です。
出願から登録までは当然、専門分野以外の案件もお願いすることになる予定です。
意匠や商標、実用新案といった特許以外の知的財産権出願も行っていますから、希望があればレクチャーして、一人前の弁理士としてのスキルを身に付けられるようサポートします!
働き方について
Q.どのような働き方を推奨していますか?
自分で考え、判断して行動してもらうことが理想です。
弁理士は個人事業主の集まりみたいなところがあります。究極的には一人一人が経営者である、という意識を持って、どうやれば事務所として将来的に経営が成り立つかを一緒に考えてもらえたらと思っています。
実際普段の業務も、個人のやり方を尊重する方針です。
もちろん組織ですし、人によって得意不得意はありますから、不得意な部分は協力してカバーしあう体制もあります。
評価制度は?
Q.評価制度について、教えてください。
カッチリした評価制度はありませんが、実績や経験年数、出願件数、中間処理実績などを踏まえて総合的に判断・評価します。
評価は給料に反映させますが、立場によって反映方法が変わります。
基本的に弁理士は年俸制となるため、業績は次年度の年俸に反映されます。
なお、入所前にボーナスを含む年俸の支給方法について相談しますので、フレキシブルに対応可能です。
教育制度は?
Q.どのような教育制度を用意していますか?
まずは弁理士が一対一でOJT教育を行います。
今回は弁理士資格は持っているけれど実務経験はない、という人も募集対象ですが、イチから丁寧に教えますのでご安心ください。
ほかには外部研修を受けてもらっています。当然、費用は事務所が負担します。
最近は新型コロナウイルスの影響で行っていませんが、お付き合いのある海外の事務所に行って勉強してきてもらうことも行っていました。
ゆくゆくは役員(パートナー弁理士)になって頂きたいと思っていますから、業務についてはしっかりお教えします。
職場の雰囲気
Q.貴所の雰囲気について、教えてください
上下の垣根が低いフラットな環境で、和気あいあいとした雰囲気があります。
入所してすぐになじめる職場だと思いますから、なにか分からないことがあれば、気軽に聞いて頂ければと思います。
ワンマン営業だから合う合わないが激しい、という点は心配ありません。
また弊所は沖縄にもオフィスがあり、年に数回は出張してもらう予定です。沖縄が好きな方はぜひご応募ください(笑)
業務外での交流は?
Q.業務外で、旅行や飲み会などの交流は盛んですか?
昔は飲み会をしていましたが、今はあまりやらないです。たとえば忘年会といった、特別な機会だけやります。
無理な飲み会は強要しないので、安心して頂けたらと思います。
今回の募集の背景
Q.今回求人を出されたのは、どのような背景があるのでしょうか。
事務所創立者の小野信夫が引退する運びになったため、弁理士の人材を補強するために募集を行いました。
ですからゆくゆくは、役員(パートナー弁理士)になって頂けたらと考えています。
未経験者OKの募集、かつ役員まで目指せる求人なんですね…!かなり貴重な募集ではないでしょうか。
そうですね、この業界で長く働きたい、キャリアアップしたいという方にはぴったりかと。
要相談になりますが、実務歴の長い経験者の方なら、最初から役員として入所してもらうことも可能です。とはいえ人によって合う合わないもありますから、最初の1~2年は勤務弁理士として働き、その後、うちと合いそうなら役員として働くといった対応もできます。
先だっての話と重なりますが、未経験者の方も、一人前の弁理士となれるようしっかりサポートしますから、安心して応募くださればと思います。
詳しくは求人詳細ページをご覧ください。
求める人物像は?
求める人物像について教えてください
人並みの協調性はあってほしいですね。
それから弁理士の仕事は代理人で、全てクライアントの業績に反映される、という立場を踏まえて、お客様のことを第一に考えて働くことが必須だと思います。
具体的な募集条件は
- 弁理士資格の保持者
- 英語のスキルがある人
で、経験年数や性別は問いません。
過去には出産されて育児休暇を取った女性スタッフもいますし、フレックス制度やリモートワーク制度もありますから、お子様のいる方でも働きやすいと思います。
英語のスキルについては、このような場面で使います。
- 文書のやりとりができる
- 翻訳された明細書のチェックができる(読解力がある)
- 海外の弁理士とのミーティング等ができる(コミュニケーション力)
当然、入所してから勉強していただく形でも大丈夫ですし、その場合は補助もいたします。
最後に一言、お願いします!
小さい事務所ですけれども、
一緒に長くひとつの事務所を作り上げていけたら
と思っております。
雇って雇われる、ということではなく「ひとつの事務所を経営していく」くらいの気持ちでいただけたらなと。
資格を取ったからには、いつまでも雇われているだけだとつまらないと思います。自分の事務所を持ちたいという方も結構いるのではないでしょうか。
自分で言うのもなんですが、弊所にはいいお客様が多いので、自分で独立して1人でやるより、安心してスタートできると思います。
これから一緒に事務所を作り上げてくれる方のご応募、お待ちしています!