株式会社AIRI インタビュー

事業について

まずは御社の事業内容について教えてください!

弊社の事業は大きく分けて

・特許庁からの委託業務
・民間企業の特許調査・パテントマップ作成・コンサルティング

の2つがあります。

弊社は特許庁からの認可を受けた登録調査機関として、特許庁審査官が特許出願の新規性・進歩性を判断するうえで必要となる文献を調査する「先行技術調査」を行っています。

特許庁から年間で約3万件(2022年は2万9千件)の調査を受注しています。

今回はこの「先行技術調査」を行う調査員の募集をしています。

強みについて

御社の強みについて教えてください!

強みは確かな実績組織力です。

株式会社AIRIの実績

弊社は創業から7年間で、成長率年平均50%と急速に成長してきました。

また特許庁からの「先行技術調査」に関しては毎年約3万件を受注しています。この数字は2013年以降、民間の登録調査機関(7社)の中で受託件数1位を誇ります。

(引用:株式会社AIRI公式HPより)

驚異的なスピードで成長を遂げていますね!

株式会社AIRIの組織力

このような実績をあげることができた秘訣は何でしょうか?

ズバリ、2つ目の強みとして挙げている「組織力」です!

弊社は調査員が300人以上おり、大量の調査業務にも対応できる組織規模に成長しています。

また一人ひとりの調査員は専門知識を持った、スペシャリストです。

平均年齢は61.7歳(編集部注:2022年11月現在)、開発者や技術者、研究者として培った専門知識を活かし、第二のキャリアで調査員として活躍しています。

それから300人を超える社員がしっかりと能力を発揮できるように、

  • フレックスタイム勤務制度
  • テレワーク制度(業務の一部)
  • 定年は69歳
  • アウトプットに応じた給与形態

など、個人の裁量が大きく、自由な働き方を実現できる制度を整えています。

企業規模・個人の力・組織の制度すべてが嚙み合って、強固な「組織力」を築くことができているのですね!

日々の業務

先行技術調査は具体的に何をするのでしょうか?

先行技術調査業務とは、審査請求された特許と類似している技術(特許文献)が既に存在していないかどうかを調査(情報収集)し、審査官に説明するというものです。

調査には、特許庁が構築・運用する特許データベースと、これを検索するための高度な検索システムを利用します。

特許の審査結果を左右するので求められる調査の質は高いですが、その分とてもやりがいのある仕事です。

この仕事の魅力について教えてください!

   実はここが一番みなさんに知って頂きたいところなのですが、

「技術職や研究開発職の方が、専門知識を活かして新たに活躍できる場」

それが調査員という仕事なのです。

なるほど!確かにコアな専門知識を持った方が、セカンドキャリアで活躍できる場は非常に少ないですよね….

今の日本では、専門知識を持った人が自分の知識を活かしながら、60歳以降も働き続けることのできる環境は非常に少ないです。

その点調査員という仕事は、専門知識を持った人にとって素晴らしいセカンドキャリアだと思います。

他社の調査機関を含め、調査員のみなさんは様々な大手企業や大学など、第一線で活躍されていた方達の集まりです。

その方達が、専門知識を活かして先行技術調査を行い、日本の未来を担う技術の特許審査に関わることができる。

社会的にも非常に意義のある職種だと思います。

  お話をお伺いして、少しでも多くの人に調査員という選択肢を知ってもらいたいと思いました!

働き方について

貴社の働き方について教えてください!

弊社は個人の裁量が非常に大きいのが特徴です。

フレックスタイム勤務制度(フレキシブルタイム7:00~20:00)を導入していますし、テレワーク制度もあります。

成果物を納めていれば、有給休暇は自由に取れるような環境です。

個人で業務を遂行しますので、他のメンバーや上司に変に気を使うことはありません。

またアウトプットに応じた給与体系となっていますので、業務量は個人の裁量に委ねられています。

具体的にどのように給与は決まるのでしょうか?

基本的に調査員の方には、「来年どれくらいの件数の調査を行うか」といった形で、ご自身で調査件数を決めてもらっています。

実際に行った調査件数に応じて、給与・賞与が決まります。

実力主義ですが、縛られることなく自分で働き方を決められるのが非常に魅力的です!

教育制度

個人主義が強い印象ですが、教育制度はあるのでしょうか?

  • 法定研修
  • OJT
  • 社内研修(業務フォローアッププログラム)

があり、教育制度はかなり整っています。

まず入社前に、法定研修として『工業所有権情報・研修館』が実施する調査業務実施者研修を受講して頂きます。

研修を修了できた場合、入社後3ヶ月間はベテラン調査員がチューターとしてアサインされ、マンツーマンで調査業務をサポートします。

また最初の1年間は継続的な業務フォローアッププログラムがあり、社内に蓄積された調査のノウハウを共有する仕組みを用意しています。

職場の環境について

職場の雰囲気

職場の雰囲気について教えてください!

互いに干渉しすぎることもなく、とても風通しの良い環境です。

皆さんプロフェッショナル集団なので、自分の仕事に誇りを持ちながら業務に取り組んでいます。

バックグラウンドの異なる専門家が周りにいるので、わからないことは気軽に聞くことができます。

仕事もはかどりますし、とても働きやすい環境です!

オフィス環境

オフィス環境はいかがでしょうか?

オフィスの環境は、スタッフ全員が快適に働けるように整備されています。

パーテーションで区切られた個人ブースを一人ひとりに確保しており、そこにはスペース十分な横長デスクと2つの大きなモニターが設置されています。

広々とした環境で仕事もはかどりますよ!

オフィスの様子はこちらの動画でも紹介しているので、是非見てみてください。

※2023年4月から本社は現在の三田から白金高輪に移転予定となります。横浜支所、目黒支所、中部支社(名古屋)、関西支社(大阪、京都)の各所にてIターン、Uターン勤務、勤務時間はコアタイムなしのフレックスタイム制に対応しております。

求める人物像について

今回の募集では、どのような人材を求めていますか?

私たちは、特許審査の可否に関わっている!という強い責任感と誇りを持って日々業務に取り組んでいます。

調査員という仕事の意義をわかってもらえる方からのご応募、お待ちしています!

スキルとしては、

  • 技術職や研究開発職などで、専門知識を身につけた方
  • 文章能力の高い方
  • 特許庁の審査官としっかりとコミュニケーションの取れる方

を必要としています。

詳しい応募条件は求人詳細に記載があるので、ご確認ください。

※補足説明  【業務従事に必要な条件】

独立行政法人の『工業所有権情報・研修館』が実施する調査業務実施者研修を修了することが入社の必須条件となります。
1. 研修は年4回(4~5月、7~8月、10~11月、1~2月)
2. 研修は東京(虎ノ門)で行われます
3. 研修期間は約2ヶ月、平日9時~17時(遅刻、欠席厳禁)
4. 研修合格率80% (弊社でのサポート体制があります)
5. 研修費用24.9万円は弊社で負担致します
6. 面接応募~研修受講~入社までの期間は最短で3~4ヶ月となります

最後にひとこと、お願いします!

これまでお話ししたことが全てです!

調査員という仕事は日本の社会にとって、非常に意義のある職種です。

皆さまからのご応募、お待ちしております!

※注釈のない写真は全てイメージです。