あいわ弁理士法人 代表インタビュー

特徴・強みについて

貴所が持つ特徴・強みを教えてください

弊所には弁理士が7~8人ほどいるのですが、ほとんどは特許審査官、審判官のOBです。

権利取得に際しての特許庁サイドの考え方をよく分かっているので、お客様にとってはもちろん、今回採用する方にとっても、特許事務所で働きながら審査する側の視点を学ぶ機会を得られます。

また皆さん調査面も秀でていますから、調査の依頼を受けて自分自身で業務を行うこともあります。

それからクライアントの関係で内外案件を多く扱っているのですが、欧州、米国といった”よくある出願先”以外にも東南アジアや中東、南米にもかなり出願を出しており、世界各国への特許出願に携わるチャンスがあるのも強みとしてあげられると思います。

事務所の雰囲気が開放的なのも特徴的でしょうか。

一般的な特許事務所はシーンと静まり返っていることが多いかなと思います。

ですが弊所は自分のスペースにこもり切っている雰囲気ではなく、悩んだりしたときは気軽に相談できる空気感があります。そういう意味では、和気藹々とした特許事務所かなと思います。

働き方について

日々の業務で、大切にしていることはなんですか?

付加価値を与えることです。

例えばクライアントと打ち合わせをしているなかで、先方から「これを入れたい」といった要望が出ます。こういった要望のほかに、「こういうことも書いておけば、後々の審査で生きますよ」といった提案をして、色々な付加価値を提供していくよう心掛けています。

それもあって多くの打ち合わせでは、担当弁理士+αの2~3人体制でヒアリングに臨んでいます。

打ち合わせの場にいろんな視点があることで、「これも盛り込んだほうがいいのでは?」「この書き方だと意味を取り違えられてしまいかねないかも」といった議論をしたり考察を加えたりでき、付加価値の提供にもつながります。

では貴所の業務体制を教えてください。事務所ごとにチーム制だったり分業式だったり、色々あると思うのですが…

全員が必ずしも一気通貫して国内案件・外国案件を担当してるわけではなく、国内案件と外国案件の両方をやっている人もいれば、国内だけをやっている人もいます。

事務所としては国内・外国の両方を一気通貫で担当できる土壌はありつつ、個人の特性や希望、業務量などの状況に応じて分担内容が変わっていくかたちです。

未経験OKとのことですが、教育面についても教えてください

過去に未経験者を採用したときにはOJT形式で指導をしましたし、今回も同様のOJT形式でお教えする予定です。

最初にお話ししたように弊所の弁理士は特許庁審査官・審判官OBが過半数を占めますから、より広く深いスキルを身に付けられるかと思います。

特許事務所で働くとなると、ノルマについてが気になるところですが…

「毎月新しい明細書を×件書いてください」といった数値的なノルマは設定していません。

設定せずとも一定の仕事はありますし、仕事柄、締め切りと戦うことは避けられないので、ある程度の忙しさはあるかと思います。

職場の環境について

最初のほうで「和気あいあいとした雰囲気」との話がありましたが、あいわ弁理士法人の職場の雰囲気について、詳しく教えてください

ギスギスした感じもなく、自由さがある職場かなと思います。

人間関係がフラットな職場なので、みなさん気兼ねなく自分の意見や悩みを口にしています。

また自由さについてお話すると、例えば勤務時間はかなりフレキシブルに動かせます。営業時間は9時~18時なのですが、現状で一番早い人だと7時半から仕事を始めていて、一方では10時スタートという方もいますね。「通勤時間がない分、テレワークの今日は8時~5時で働きます」ということもあります。

夜も遅くなく、休みもかなり取りやすいですよ。

事務所の今後について

今後、あいわ弁理士法人をどんな事務所にしていこうとお考えですか?

日本全体に目を向けると、ここ数年の出願件数は減っていっています。

なので例えば新規顧客を獲得したりコンサルのような出願以外の業務を取り入れたり、新しいところも開拓していく必要はあると思っています。

ですが急激に事務所規模を拡大することは考えていません。

やはり既存のクライアントとの信頼関係をきちんと維持すること、弁理士業務の基本である明細書作成、中間処理といった権利化業務に軸足をしっかりと置くことがまず大切になってきます。

これらの基本をしっかり押さえたうえで、堅実に事業拡大を目指していきたいと考えています。

求人を募集した理由

今回求人募集している理由は、なんですか?

人材補充のためです。国内案件をこなす負荷が増えているので、その解消のために人を求めています。

貴所では今、どんな人物を求めていますか?

求人詳細にもあるように、機械、電気系の素養がある方を求めています。最近では機械学習の案件が多いので、こういった分野に詳しい方に来ていただけるととても助かります。

あとは相手の意見を柔軟に聞ける方です。

「クライアントは〇〇と言っているけれど、私は××だと思うから××でやる!」と頑なになられては困ってしまいますし、クライアントと衝突し信頼関係にヒビが入りかねません。

なので年齢や経験を問わず、柔軟さのある人材に来ていただきたいと考えています。

最後にひとこと、メッセージをお願いします!

今回は欠員に伴う補充として採用を行っていますが、基本的に弊所の定着率は高く、雰囲気的にも就労環境的にも働きやすい職場だと思います。

興味のある方がいれば、ぜひご連絡ください。皆さんからのご応募、お待ちしています。