あさかぜ特許商標事務所 所長インタビュー

今回はあさかぜ特許商標事務所の所長、中山俊彦先生にインタビューをしました。

あさかぜ特許商標事務所の特徴・強みについて

さっそくですが、貴所の特徴やほかにない強みを教えてください!

お客様とともに成長できる仕事ができる、というのが弊所の強みだと思います。

弊所には安定した顧客層があり、顧問をさせていただいているクライアント様の数も多いです。現在の所員数は7名なのですが、顧問先はその倍以上の数になります。

ですから、お客様の業務により深く携わっていくことになります。

クライアント毎のニーズに合った対応をしたり、知財戦略やブランド戦略といった部分の業務をしたりもします。

弊所は小売や食品、web関係の依頼が主になるのですが、小売とwebではクライアントニーズが全然違います。たとえば小売業ではスピードが命!となるので、こちらも速いレスポンスをお約束しています。

また地方の案件も多くいただいている点も、特徴的かと思います。北海道札幌市にも拠点があるので、地域ブランドに関わるようなお話にも携わっているんですよ。

貴所には、明細書を書く、以外の形で知財の仕事をするチャンスも多いのですね

そうですね。いわゆる知財コンサル的な仕事をすることも多く、王道の特許事務所、といった感じは薄いです。

こう聞くと知財業界の方は不安に思うかもしれませんが、経歴や得意なことに合わせて仕事の割り振りを決定します。

例えば明細書をバリバリ作りたい、という方を採用した場合は、私は軸足を外に置いて活動する、といった感じでバランス調整をする予定です。

働き方について

貴所で大切にしているポリシーなどはありますか?

ちょっとだけ気の利いたことをやるようにしています。

これは「120%やる」とも、「100%やる」という消極的なやり方とも違い、「105%やる」という表現が当てはまります。クライアントの期待を少しだけ上回る気の利いたコメントを付ける、といった具合ですね。

クライアントは、自分たちで思いつかないことを求めて外部に発注していると思うので、そういったニーズに応えるようにしています。

気の利いたコメント、となると発想力が問われそうですね

とにかく自分の頭で考えることが大切です。

想像力を働かせて、相手がなんでこう言っているのかを考えると、一歩踏み込んだ提案に結びつきます。

この作業は経験がものを言うのですが、弊所なら比較的経験を積みやすいと思っています。

入所後の仕事・教育制度

さきほど少々お話しいただきましたが、入所後の働き方についても伺いたいと思います

知財の仕事の経験がある人,という前提ですが、まずは中間業務を担当して一個一個学んでいただく予定です。

もし知識はあるけど実務経験はない、という方が入所された場合は、予備校等で学んだ知識を実務経験と結びつけて、血肉にしてもらうよう指導をします。

業界で生きていくために必要なスキルはここで、2~3年勉強すれば身につけられるんじゃないかと思っています。

職場の環境について

貴所はどんな雰囲気の職場ですか?

とても静かで、みなさんがイメージされる特許事務所通りかと思います。偶然ですが、メンバーは私以外女性ということもあり、比較的やわらかい空気です。

それから、自由度が高く縛り付けがゆるいのも、事務所の色として言えるでしょうか。

席に座っていることで評価を決めはしないので、やることをやっていれば口をはさみはしません。簡単な進捗確認はしますが、お互い信頼して仕事をやってもらっています。

働きやすさ、という点から見た貴所について教えてください

良くも悪くも「大人」として扱うので、例えば仕事のやり方を強制することはしないです。

自分のスタイルを持っている人はやりやすい職場だと思います。

それから先ほども話したように、席についていることを基準に評価を決めはしないので、時間の融通は効くほうだと思います!

求人を募集した理由

今回は、なぜ求人募集をされているのですか?

将来の幹部を探しているからです。ですから、可能なら若い人に入っていただけるとうれしいです。

これには理由がありまして。

というのもキャリア豊富な「偉い先生」が相手になると、本音が言いづらくなってしまいます。皆さんも「偉い先生」に「こうしなさい」と言われると、疑問が残っていても更に質問がしづらく、受け入れてしまいがちですよね。

もちろん時と場合によりますが、なにか新しいものを作るときには断言形ではなく、コミュニケーションを交わしあえるような環境にあるほうが望ましいです。また、ちょっとした不満を言っていただいたほうがサービスも改善できます。若い方は、そうした円滑なコミュニケーションやちょっとした不満を引き出す能力があります。

ですから若い方にご応募いただければと思っています。

求める人材について

では具体的に、求める人物像などはありますか?

発想力がある人、未来を描ける人、元気で明るい人です。

知財は将来を描く仕事なので、働く方も明るい未来を描ける人・描いている人がいいと思っています。

また最初のほうで北海道札幌市にも拠点があると言いましたが、これは元々、日本という「国」の形をちゃんと保つために、地域が活力を持つことはとても大事だと思いながら事務所を開いたことが関係しています。

ですので、こういうポリシーに共感できる人に応募していただけたらとも思っています。

最後にひとこと、転職者にむけてメッセージをお願いします!

まずこの業界を志願していただいたことが喜ばしいしですし、先輩として大歓迎いたします。

日々の仕事は地味ですが、その地味さを楽しめるようになると、きっとこの業界でやっていけます。

弊所はその「楽しさ」を感じられる職場だと思っています。

ぜひご興味があるかたからのご連絡、お待ちしております!