ボングゥー特許商標事務所 -所長&副所長インタビュー-
【今回お話を伺った方】
堀越 総明氏(以下、所長)
大手企業で営業企画・商品開発等に従事。現在はボングゥー特許商標事務所の所長を務める。
堀越 真弓氏(以下、副所長)
大手企業で研究開発に従事。特許庁(特許審査調査員)や特許事務所勤務後、現在はボングゥー特許商標事務所の副所長を務める。
特徴・強みについて
ボングゥー特許商標事務所の特徴・強みはなんですか?
所長:開業6年余りの事務所ですが、おかげさまで、大学、地方公共団体、上場企業からスタートアップまで幅広いお客様にご評価をいただき、順調に業績を伸ばしてきました。
今般は化学・バイオ分野の求人となりますが、事務所全体では、機械、電気、ソフトウェアなど様々な分野の特許出願を行っており、また、商標や意匠はもちろんのこと、著作権や品種登録の分野にも強いところは、他の特許事務所には見られない特徴と思っています。
副所長:私たちは、「お客様に寄り添う」ということを本当に大切にしています。お客様のお話を十分にきいて、お客様自身も気づいていないような発明の構成を提案し、質の高い特許明細書を丁寧に作成しています。メールの返信やお電話、ウェブでのお打ち合わせも時間をかけて行っています。
そんな点を評価していただけているからか、2016年設立の特許事務所ながら着実に成長をし続けています。
働き方の自由度も◎
副所長:とことん自由な働き方ができるのも大きな特徴です。事務所のほうから、本人の適性を無視した働き方を強要することはありません。
一人ひとり性格は異なりますので、社交的に振る舞うことが得意な人もいれば、社交的な対応は苦手だけどじっくりとパソコンに向かって職人のように質の高い特許明細書を書くことが得意という人もいます。
ですから今般採用する人も、本人の希望と適性に応じて、「特許明細書を書く仕事にだけ邁進したい」でもOKですし、「お客様にコンサルティングしながら、ひとつの案件を最初から最後まで担当したい」でもOKです。そしてマネージメントに関心があれば、「将来は事務所経営にも携わりたい」も大歓迎ですし、これ以外の希望も気兼ねなく言っていただければと思います。
所長:また勤務時間や休暇についても非常に柔軟です。
有給休暇はみんな積極的に取得していますし、当然ですが、取得の際に申請理由をいちいち訊ねたりもしません。子供の病気や学校行事のときはもちろんのこと、友達と旅行に行きたい、好きなアーティストのライブに行きたいなど、どんな理由でも遠慮なく有給休暇を活用してもらっています。
勤務時間については、弁理士は裁量労働制ですし、特許技術者はフレックス勤務も選べます。現在も、早い人なら朝6時30分に出勤して14時に退勤する人もいますよ。
気になる給与について
所長:また転職する際には、給与について、気になることと思います。
弁理士や特許技術者の給与は、基本的に事務所が支払うものではなく本人がお客様から受け取るものだと考えています。
ですから「高い給与が一番!」というギラギラした人は、バンバンお仕事をしていただいて、年収1000万円を超えることも目指せます。
もちろん、「生活と健康が一番!」というワークライフバランスを重視する働き方をしたい人は、普通の給与で普通の仕事をしていただければ十分です。
働き方について
普段の業務で、大切にしていることはなんですか?
所長:当たり前のことですが「お客様にどうやって喜んでいただけるか?」に尽きます。
副所長:私たちのクライアントは、大企業や大学のように知的財産権の知識に詳しいお客様ばかりでなく、中小企業やスタートアップのように知的財産権に詳しくないお客様も多くいらっしゃいます。
ですから、お客様ご自身が、どのような権利を取得すれば良いのかもわからないことも珍しくありません。
そのようなお客様には通り一遍なことを説明するだけではなく、お話をじっくりとお聞きしたうえでお客様の立場で一緒に考え、特許権での保護と意匠権での保護のどちらがよいか?や、特許の場合ではどのような比較実験を行い、どのようなデータを取得すれば良い特許権になるかなど、常にお客様に寄り添った説明をしています。
時間はかかりますが、「最善の方法を提案すること」が我々の最大の使命だと思っています。ですから「必要のない出願はしなくていいですよ」とお客様に言うことも珍しくありません。
正直な意見を言ってくれる専門家、というのはクライアントからするとありがたい存在ですね
ちなみに今回は未経験OKとのことですが、教育面についても教えてください
副所長:未経験の方への指導は、長年この業界で仕事をしている弁理士や特許技術者がきちんとお教えします。
規模の大きい事務所ですと、OJTをやってくれる先輩の能力次第で上手に成長できないことがあるかもしれません。しかし幸いなことに、私たちは全員が経験豊富な弁理士や特許技術者ですので、教える人の知識と経験が中途半端だから全然成長できない、ということはありません。
また本人の希望と適性によって、お客様との最初の打ち合わせから国内の特許出願、中間応答、その後の外国出願まで一貫して担当することが可能です。
仕事の質を高めるばかりでなく、自分のやれること(仕事の幅)を着実に増やせる環境ですので、不安にならずに、成長をすごく実感しやすいと思います。
所長:それから最初にお伝えしたように、事務所全体には多種多様な案件や相談が来ています。自分が担当でなくとも、近くの席で著作権や品種登録の相談といった面白そうな仕事をしている人がいる、その様子を直に見られるというのは勉強になりますし、好奇心が刺激されて楽しいと思います。
事務所の将来について
今後、ボングゥー特許事務所をどんな事務所にしていきたいとお考えですか?
所長:「お客様に寄り添う」、「最善の方法を提案する」という部分を変わらず大切にし続けて、一人でも多くのお客様の役に立てるように努めていきます。
それが自然と事務所の成長に結びつくことはあるかもしれないですが、私たち自身は凄く前のめりな事務所拡大願望を持っているわけではありません。
知り合ったお客様一人ひとりに「相談してよかったな」と思ってもらえるような仕事をし続けて行きたいと思っています。
職場の環境について
ボングゥー特許商標事務所はどんな雰囲気の職場ですか?
所長:人間関係に全然煩わされない職場です。それから、笑顔の絶えない職場でもあります。
私たちは事務の方も含めてとてもフラットな関係で、みなさん気軽にいろいろな意見や提案を話してくれます。”誰かが偉い”というわけではなく、”それぞれが自分の役割をしているだけ”という意識で働いているので、役割ごとの上下もありません。
副所長:だからといって冷淡なわけではなく、困ったことがあればすぐに相談できます。お客様にも職員同士にも世話焼きな事務所なんですよね。
もちろんプライベートにずかずか踏み入れられることもなく、そういった意味でも人付き合いで煩わされることがありません。
それから、つい先日移転したのでオフィスが広くて明るいです!移転に伴って机も広くなり、机のまわりにはパーテーションを設置し、座り心地のよい椅子も取り入れたので、よりのびのびと集中してお仕事ができると思います。
今回の求人について
今回求人募集している理由は、なんですか?またどのような人材を求めていますか?
所長:おかげさまで事務所が成長していることから、人手が足りていないため求人募集を行っています。
求める人物としては、まず化学・バイオ系の技術知識がある人です。私たちの仕事はときに大学の先生と話すこともあるので、ある程度の知識をお持ちでないと仕事が辛くなってしまうこともあるかと思います。
また弁理士の仕事は文章を書くことなので、文章を書くのが好きなことも欠かせない条件ですね。
副所長:そしてこれは必須条件ではありませんが、”相手を喜ばせることが自分の楽しみ・喜びでもある”といった、サービス精神をお持ちの方のほうが、弊所でより楽しく働けると思います。いわば、お菓子を半分こにして相手と一緒に楽しめるような人ですね。
もちろんお菓子はまるまる1個食べたいタイプの人ではいけないというわけではありません。一人ひとり適性がありますので、化学系の技術知識があって、良い文章が書ければ、そのような人でも活躍できるフィールドはありますので、安心してください。
最後にひとこと、メッセージをお願いします!
副所長:知的財産にまつわる仕事は、一人前にできるようになると本当に面白い仕事です。とくにボングゥー特許商標事務所の業務スタイルはお客様との距離が近く、良い仕事をすると直接感謝されることも多いので、やりがいと楽しさもひとしおです。
お客様に感謝されれば必ずこの仕事が好きになります。好きなことを仕事にできれば、本当にすばらしいことです。
ボングゥー特許商標事務所で、仕事の面白さ・楽しさを共有しながら、好きなことを仕事にしてもらえれば嬉しいです。
すこしでも興味の湧いた方はぜひお会いして話ができたらと思います。
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