弁理士法人G-chemical 所長インタビュー

弁理士法人G-chemicalの特徴・強みについて

まずは貴所の強みについて、伺いたいと思います

弊所の強みは創立25年の歴史を持つ、化学に強い特許事務所である点です。現在所属している弁理士は全員、化学を専門にしています。

業務面で見ると、「出願時の内容の充実」「中間対応の提案」という点は弊所の特徴的な部分だと思っています。

「出願時の内容の充実」というのは、発明者からのヒアリングをしっかり行い、また、先行文献を考えて、この段階から権利範囲が狭くなりすぎないように中位概念の充実を図っています。

「中間対応の提案」というのは、クライアントの方針に合致した提案が含まれるように、少なくとも2つ、できれば3つの提案をしていることですね。

スピード重視で権利化するのか、権利の広さ重視で権利化するのか、など、事業方針にあった案を選択いただいて対応していくスタイルを取っています。

働き方について

仕事をするうえで大切にしていること、ポリシーなどはありますか?

ホスピタリティといいますか、お客様がどういうことを望んでいるかを常に考えて、お客様に言われる前に先に動くことが大切だと考えています。

また、お客様が見ているところは弁理士の質だけではありません。受付窓口といった弁理士以外の仕事も、お客様に選ばれる理由であり、依頼して良かったと喜んでいただける理由になりえます。

ですからホスピタリティは非常に大切にしています。

職種別の「働き方」

続いては貴所での働き方について伺いたいと思います。今回は弁理士と事務の大きく2職種を募集されているので、まずは弁理士の働き方について教えてください

特許事務所というと分業化していることも多いのですが、弊所では一貫した仕事というものができます。

化学分野ですとほとんど外国出願も行うので、日本の出願から海外での特許権利化まで、あらゆる段階の業務に携われます。

また特許/意匠/商標で担当を分けることもしていないので、同じクライアントなら特許のみならず商標を担当していただくこともあります。

それから訴訟や無効審判なども受けていたり、その他にも、ほかの事務所では事務が担当していることもやれたりもします。

知財の業務が全てできるようになれる、そんな職場です。

では、事務職の方はどんな働き方になるでしょうか?

弁理士同様、事務職も様々な経験ができる職場です。

弊所の事務は国単位やクライアント単位で明確に分担を分けているわけではありません。特に外国事務は、出願先の国に合った対応が求められるので、弊所の仕事を通じてあらゆる経験を積めると思います。

事務の仕事をするうえでは、高い英語力が求められるのでしょうか?

基本は文書ベースで仕事をするので、大学生レベルのリーディング・ライティング能力があれば問題ないと思います。

英会話が得意な方はプラスで、電話対応や海外弁理士とのやりとりといった仕事もおまかせすることになると思います。

教育面も充実!

教育面についても伺いたいと思います

多くの特許事務所はOJTで教育をしていますが、弊所はEラーニングのように体系化した教育+先輩がついて指導するスタイルを構築中です。

また論文試験の1週間前からは、試験休みを設けています。知財業界において弁理士試験はやはり大事なので、残業等も減らせるよう仕事量の調整もします。

一時期は多忙で休止していましたが、過去には勉強会もやっていましたし、今後も開催を計画しています。将来的に人が増えたら、勉強会の機会を増やしていけたらなとも思っています。

職場の環境について

貴所は、どんな雰囲気の職場ですか?

フランクで相談しやすい環境の職場です。

それから、所員からの発案で新しいことが始まったりする環境でもあります。実際、所員の提案をきっかけにした英会話レッスンも行っています。

事務所は大阪天満宮の近くにあるので、お昼休みにランチに行く人も多いです。個別には仕事終わりに飲みに行かれる方もいます。事務所の飲み会は歓迎会や送別会、新年会程度ですね。今年はお花見を開催しました。

では、働きやすさという面から見た貴所についても教えてください

フレックス制度をはじめとして、色々な制度・福利厚生を整えています。

たとえば弊所のコアタイムは10時~16時なので、お子様のいる方なら朝早くに来て午後4時ごろには帰ったり、弁理士試験の勉強をしている技術者の方は朝早くに来て仕事をしたり、と、みなさん自身の生活に合わせて業務を行っています。

チームメンバーと相談してもらえば、テレワークも可能です。

産休育休を取る方、復帰される方も多いので、そういった面でも弊所は働きやすい職場だと思います。

働く環境、という意味ではお給料や残業についても気になることかと思います。

弊所の場合、最初の年収は経験、実技試験、面接の内容をふまえて決定します。また勤務時間ですが、時期によっては残業が発生します。ただ皆さん、遅くても8時ごろには帰っています。事務の場合はほとんど残業がありません。

求人を募集した理由

今回はなぜ求人募集をされているのですか?

弁理士に関しては、業務量が増えてきたためです。弊所では基本的には未経験者を採用して教育しているのですが、現時点において今以上に教育をする余裕がないので、今回は経験者を募集しています。

事務スタッフに関しては、退職されたスタッフの補充のためです。事務スタッフに関しても基本的には未経験者を採用しているのですが、経験者と未経験者のバランスを考慮して今回は経験者を募集しています。

では、具体的にどんな人を求めていますか?

まずは、お客様に対しどれだけ貢献できるか、を考えられる人です。

それから協調性がある方ですね。

同僚と一緒にコミュニケーションをとりながら問題なく仕事ができる。テレワークの相談など、お互いのことを尊重しながら協力して働いていける。そういった意味での協調性はほしいと思っています。

課題解決力を持っている方も求めています。課題を発見できる、そしてその課題を解決する手段を自身で、ときにはメンバーと一緒に、探していける力ですね。

最後にひとこと、転職者へメッセージをお願いします!

弊所は最初にもお話したように、25年の歴史があります。また今年の4月には事務所名も代表も新しくなり、ここからスタート、という時期にあります。

また、仕事といいつつも、やはり人生の大半を占めるようなことですから、ずっと継続して、皆で楽しく働けるというのはすごく大事なことだと思っています。

楽しい事務所にしたいと思っていますので、ぜひ一緒に楽しく働いていただける方からのご応募、お待ちしております!