弁理士法人後藤特許事務所 代表インタビュー
特徴・強みについて
貴所の特徴・強みはなんですか?
私たちは明細書の質にこだわっており、一件一件丁寧に、手を抜かずに対応する文化が創業以来続いています。
特に「クライアントの立場に立って考えること」、つまり特許を取ったらお客様のビジネスにどう役立つのか、を考える姿勢が所員に浸透しているのは特徴的な部分でしょう。
特許出願をすること自体は簡単なのですが、出願することで本当にクライアントの望みが実現できるのかを考えて、日々仕事をしています。
それもあって、高い信頼を得て長く取引をしているクライアントが多くいます。
例えば大手企業は複数の特許事務所と取引をしているのが一般的なのですが、そのなかでも「なにかあったら後藤特許事務所に相談しよう」という信頼をいただいています。
未経験者歓迎!教育体制が手厚い
また弊所はかなり教育面が手厚い特許事務所だと思っています!
未経験で採用された人には教育担当の弁理士が付き、まずは模擬案件を扱うことで基本を学んでいってもらいます。
実際の案件を担当することになってからも、一件一件しっかり教えていますので、知財の実務経験がない方でもご安心ください。
実務を担当するようになってからも勉強の機会はあり、弊所では例えば3ヶ月ごとに判例の勉強会を行っています。
この勉強会は単なる判例の紹介ではなく、判例を踏まえて、どう実務に活かしていけるかまでディスカッションしていますよ。
弁理士試験受験者へのサポートも手厚い
加えて弊所は、弁理士試験関係のサポートも手厚いです。
お客様に良いサービスを提供するうえで弁理士としての知識は欠かせません。なので事務所全体で試験勉強の応援にも力を入れています!
まず普段から弊所は残業が少ないですし、試験直前は集中できるよう更に配慮をしているので、日々の勉強時間を確保しやすいと思います。
それから弁理士試験の勉強費用補助として、予備校の授業料を半額補助する制度を始めました。なお上限は年間30万円、3年間で最大90万円としています。(編集部注:受講期間が半年~1年の初学者向け入門講座の場合、大手予備校だと受講料は30万~50万円ほど)
弁理士試験に合格したときには、お祝い金として30万円も支給します。
働き方について
事務所ごとにチーム制だったり分業化が進んでいたり、様々な体制がありますが、貴所はどんなスタイルでお仕事をしていますか?
明細書作成は個人個人での仕事になりますが、クライアントごとに窓口の弁理士がいるので、その者を中心に、チーム内で相談したり情報交換したりと、比較的チーム色の強いスタイルかなと思います。
クライアント単位で仕事を分担していますから、国内出願から外国出願まで、幅広い業務に携わることも可能です。
職場の環境について
貴所はどんな雰囲気の職場ですか?
特許事務所なので、賑やかというよりは落ち着いた雰囲気の職場です。
ただチームで動く部分もある事務所なので、相談もしやすいです。
特許事務所によっては相談しづらい空気感があるものですが、弊所は声をかけやすい雰囲気があって、気安く相談ができますよ。
働きやすさという面から見た貴所について、教えてください
かなり自由な働き方ができます!
在宅と出社を組み合わせるハイブリッド勤務は誰でも利用可能で、経験のある方なら完全在宅で働くことも可能です。未経験者の場合も、在宅可能日数は応相談になりますが、ハイブリッド勤務OKです。
それから弊所には「一部在宅」と呼ばれている制度があります。これは朝の1~2時間在宅勤務し、その後出社してOKという制度で、子育て中の方から特に好評ですし、満員電車に乗らずに快適に通勤できるので、この制度を利用している所員は多いです。
一部在宅はコロナ禍でのオフピーク通勤が好評だったため、コロナ後もそのまま導入しました。
これ以外にも、皆さんが長く働けるような仕組みがあれば適宜取り入れて事務所をアップデートし続けたいと思います。
事務所の今後について
今後、後藤特許事務所をどんな事務所にしていきたいとお考えですか?
クライアント数を増やして、事務所をより安定させていきたいと思っています。というのも、特定の会社への依存度が高まると、どうしても経営が不安定になってしまいます。
営業自体は常に継続しているので、これからも将来を見据えて新しい顧客を獲得しつつ、各お客様には長くお付き合いして頂けるような仕事を提供していきたいと思っています。
それから、所員が働きやすい環境も提供し続けたいです。
特許事務所は人がなによりの宝です。これからもアップデートを続けて、皆さんが働きやすい事務所であり続けたいと思います。
今回の求人について
今回求人募集している理由は、なんですか?また具体的には、どのような人材を求めていますか?
将来を見据えて、これからの後藤事務所を引っ張っていける若手の方を求めて募集を行っています。
具体的には20代30代の方に来ていただけると嬉しいです。
また仕事柄、新しい技術を楽しめる人、クライアント目線に立って物事を考えられる人、自分から行動・勉強できる人を求めます。
弁理士は、法律とクライアントが発明した新技術を扱う仕事ですからね
他には、なにか求めるものはありますか?
コミュニケーション能力の大切さを理解し、向上に務めている方でしょうか。これからの弁理士はコミュニケーション能力が大切になると思っています。
ご存じのようにAIの発達は目覚ましく、現時点でも一部の弁理士業務はAIが代替可能です。
そんななか、最後まで残るのはやはりコミュニケーションでしょう。
発明者も知財部員も、言いたいことを全て言語化できるわけではありません。その言語化できない部分をうまく拾ってあげて、自分の専門知識と結び付けて相手のやりたいことを実現していくのは、プロの弁理士にしかできないことです。
コミュニケーション能力があれば、相手の要望を引き出して+αの提案をし、「それをやってほしかった!」と満足してもらうことも可能になります。
最後にひとこと、メッセージをお願いします!
弊所では、所員一人ひとりが、自身が目指す弁理士像を実現しかつプライベートも大事にする“格好いい弁理士”になれるよう、環境を整える努力をしています。
ご興味を持って頂いた方は、お気軽にお問い合わせください。