弁理士法人きさ特許商標事務所 所長インタビュー
特徴・強みについて
貴所の特徴・強みはなんですか?
一番大きな強みは、外国出願の経験が多いことかと思います。
弊所では過去10年間で、約4000件のPCT出願を行ってきました。出願先の国と地域の数も30カ国を超えています。
また各担当者が一貫して担当する体制を取っていますので、出願から中間処理まで取り扱えるという意味でも、日本~海外を一貫して担当するという意味でも、幅広い経験とスキルをみっちり身に付けられる環境ではないかと思います。
技術分野としては、どんなものを取り扱っていますか?
分野としては機械、構造、制御、電気回路、通信、ソフトウェア、ビジネスモデル、AIなど多岐にわたる分野を取り扱っています。
弊所では国内の大手電機メーカーが主なクライアントになっていますから、ここもひとつ特徴的な部分といえるかと思います。
働き方について
貴所では普段、業務上でどんなことを大切にしていますか?
事務所名でもある「きさ」になぞらえて、
K =Knowledge (知識)を蓄え、
I =Intelligence (知識、思考力)を活用し、
S =Sincerity (誠実)に行動し、
A =Appreciation (感謝)の気持ちを持って、
仕事に取り組むことを社是としています。
貴所のHPには「御社の知財部を目指して」というフレーズが大きく打ち出されていますが、これを掲げる理由・きっかけなどをぜひ知りたいです
特許事務所は企業からの出願依頼を受けて出願を行うケースが多いかと思います。
ですがそもそも、自社に知財部がなかったり、あったとしても知財部員の人手が足りなくて、出願を含めた知財活動に困難を感じている企業も多いと思われます。
特に中小企業などに当てはまるかと思うのですが、そういった会社に対して弁理士が寄り添ってサポートするサービスを今後していきたいと考えているため、「御社の知財部を目指して」というフレーズを掲げています。
弊所ではこれまで大企業からの案件が多かったこともあり、今後は中小企業のサポートにも貢献していきたいと考えているところです。
今回採用された人は、入所後どんな風に働いてもらうイメージですか?
基本的にはご自身の能力に合わせて、明細書作成をしてもらいます。
仕事の特性上、一人で仕事を進めるのがメインにはなりますが、チェック体制・フィードバック体制はきちんと作っていますし、お互い相談したり同僚に聞きやすい環境なので新しく入るメンバーでも安心して仕事を始められると思います。
また今回の募集では明細書作成の経験を問いませんから、未経験の方が入所された場合には専任の教育担当をつけてマンツーマンでしっかり指導するという形を取っています。
実際未経験で弊所に勤めて、今も活躍しているスタッフもいます。
職場の環境について
貴所はどんな雰囲気の職場ですか?また働きやすさについてもぜひお聞きしたいです
静かな、特許事務所らしい職場ではありますが、さきほど少しお話したようにお互い相談しやすい雰囲気はあります。
また弊所は特許部門・商標部門・事務部門…と分かれているのですが、部門の垣根もなく、業務以外の話も気軽に口にできますよ。
働きやすさという面では、テレワークとフレックスタイムを導入しているので、勤務時間の融通は効きやすいほうだと思います。
事務所の今後について
今後、きさ特許商標事務所をどんな事務所にしていきたいとお考えですか?
さきほどのお話にもあったように、弊所では「御社の知財部を目指して」というフレーズを打ち出し、今後は大企業だけでなく中小企業のサポートもできる特許事務所になっていきたいと考えています。
そうやって中小企業も知財面から支え活気づけることで、日本全体の活気アップにも貢献できればと思っています。
求人を募集した理由
今回求人募集している理由は、なんですか?
弊所では今後、知財コンサル関係の業務にも力を入れていく予定です。
それもあって、事務所の今後を担う若手世代を増やしていきたく、採用活動を行っています。
具体的には、どのような人材を求めていますか?
まずは前向きであること。
それから向上心があり、知財業界でやっていきたい!成長していきたい!という強い意欲のある方を求めています。
貴所では外国出願のお仕事も多いとの話がありましたが、どの程度の英語力が必要なのでしょう?
英語力に関しては、読み書きのできる方を求めています。
とはいえ具体的にTOEIC~点以上、などの条件は付けていませんので、高校大学レベルのリーディング力・ライティング力があるならぜひご応募ください。
最後にひとこと、メッセージをお願いします!
弁理士及び特許技術者の方には、国内及び外国における出願と中間処理とを一貫して担当いただきますので、幅広い知識と経験を習得できます。
案件全体を通してクライアントに貢献したいという意欲をお持ちの方と一緒に働きたいと思っています。
特許意匠部門の次世代を担っていただく若い世代の方に応募いただけることを期待しています!