マクスウェル国際特許事務所 代表インタビュー
特徴・強みについて
貴所の特徴・強みはなんですか?
都内でも珍しい、セラミックス、金属、半導体等の無機材料に強い特許事務所っていうのが、1点目の強みです!
2点目が、外国出願に強いことです。弊所は語学力の高さを売りのひとつにしていて、外国出願に繋がる案件を非常に多くご依頼いただきます。また海外のクライアントから外内出願の依頼もいただいています。
日本から海外に出るものと海外から日本に来るもの、両方の案件を経験できるので、その分勉強になり、より早くスキルが向上していきます!
それから弊所は、小規模の事務所ながら、クライアントのほとんどが大企業です。継続的な依頼が見込めるので、そういった意味で経営が安定しているのも、特徴のひとつとして挙げられると思います。
貴所に訪問される海外代理人が多いことからも、外国出願の強さが伺えますよね
最近は1ヶ月に1回ほどのペースで海外の方がいらっしゃっています。
face to faceでやり取りをしますと、海外のいろんな情報や最新情報を詳しく深堀りして知ることができるので、そういった機会は積極的に持つようにしています。
働き方について
普段の業務で、大切にしていることはなんですか?
一番大切にしてるのは、相手の立場で物事を考えることです。
我々の仕事は、どんなに頑張ってもお客様のニーズと違う業務を提供したら、何の評価もされないものです。
その点、我々の事務所は「お客様が何を求めているのか」をものすごい考え抜いて、それを実現するためにどうしたらいいか、を徹底的に考えてサービスを提供しています。
ですからお客様からの評価も得やすいですし、相手の意思をうまくはかれないことによる無駄なやり取りも非常に少なくなっています。明細書案についても、他事務所と比較して、お客様との間で修正のやり取りが非常に少なくて済むとお褒めの言葉を頂くことが多いです。
急がば回れで、わからないことがあれば電話やメールをしてでも疑問を解消する。それくらい、相手の希望や考えに配慮をする仕事の進め方を、弁理士にも事務にも共通する事務所のポリシーとして徹底しています。
事務所ごとに組織・体制は全く違うと思いますが、貴所はどんなスタイルでお仕事をしているのでしょう
小規模なので、化学・材料系は1つのチームです。チームのリーダーが代表である私で、指導やチェック等も行っているため、そういう意味ではシンプルな組織になっています。
今回採用された人は、入所後どんな風に働いてもらうイメージですか?
まず最初は、日本と外国両方の中間対応、オフィスアクションへの対応を検討するところから始めてもらいます。
特許事務所に入ったら、特許明細書を書くところから始めるパターンも多々あるかと思いますが、まず拒絶理由通知への対応を検討すると、審査官が何を考えているのか、どういう不備があると拒絶されるのか、がよく理解できます。中間処理をすると経験値がグッと増えるんです。
それである程度経験値が増えてきたところで、じゃあそろそろ明細書を書いていこう、といった流れになる予定です。
あと大切なのは、弊所は外国関係の仕事が多いので、日本だけじゃなく外国の案件も同時進行でやることになります。中国、韓国、台湾は日本語になりますが、アメリカ、ヨーロッパは当然英語なので、日本語と英語を分け隔てなく使いながら中間対応の仕事をしていくイメージです。
貴所のお仕事はやりがいがありそうですが、ノルマ等はあるのでしょうか?
事務所によって明細書作成の方針は変わってくると思いますが、弊所はノルマを特に課しておらず品質重視で明細書を作成しています。
なぜかというと、良い品質の仕事をしていると最終的に依頼件数は自ずから増えていくからです。だから最初は数ではなく質を求めています。
最終的に実力がついた場合は、歩合的要素が加味されるので収入も上がっていきます。ただこれは実力が付いてからの話になるので、経験の浅いうちは年俸制にしたがって、売上に左右されない金額の給与を支給するかたちとなっています。
貴所は「教育/スキルアップ」という点について積極的だそうですが、具体的にどんな取り組みをされていますか?
弁理士は毎朝ミーティングをしていて、ここで様々な情報共有をしています。
判例や法改正といったことももちろん話題に上がりますが、日頃の業務で問題になったことはなにか、それをどうやって解決したか、あるいはどういう提案をしたか、といったノウハウ等も随時シェアしています。
やっぱり個々の経験を独り占めするのは、すごくもったいないことだと思います。逆にこういった経験を弁理士全員で共有していくと、事務所全体としてはもう加速度的にいろんな知識や経験が共有されていきます!
こういったかたちでの、細やかな情報共有・ノウハウ共有ができるのは、小さな事務所の最大の強みかもしれません。
特に弊所の場合は、弁理士の書いた文章を直近のもの含め、すべてクラウドにアップしているので、随時、検索と閲覧が可能です。「昨日やったこの件は、実はここを工夫してこう提案したんだよ」とか「それでうまくいったよ」とかいったことをすぐに共有できるようになっています。
メンバーからいろんな情報・ノウハウをシェアしてもらえる環境というのは、経験者の方は当然ながら、未経験で右も左も分からない人にとって大きな助けとなってくれそうですね!
いろんな書類の雛型や参考文例も充実しているので、そういった面でも未経験者には結構有利な環境の特許事務所じゃないかなと思います。
またさきほどお話したように、同僚や上司が作成した文章は全部検索して閲覧できるようになっています。
もちろん、ちゃんと指導はしますが、仕事をするときに自分で自由に調べて学べるインフラが十分に整っているのはひとつ大きなアドバンテージではないでしょうか。
職場の環境について
貴所はどんな雰囲気の職場ですか?
自由闊達で風通しの良い環境です。パフォーマンスが良いならば自由な働き方を許容しています!
私自身が堅苦しいのが苦手というのもあって、たとえば服装なども、カジュアルな格好で仕事をしていることが多いですよ。
変な上下関係がない組織を目指していて、代表である私とほかのメンバーができるだけフラットに対等にコミュニケーションが取れるよう組織づくりをしていて、Slackなども活用しています。
メンバーの皆さんは、どういった人が多いのでしょう
みなさん謙虚に教えを乞う、誠実で実直な方です。
仕事中は真面目で実直ですが、雑談すると気さくなメンバーですよ。
働きやすさという面から見た貴所について、教えてください
弊所は通勤してもいいし、テレワークでもいいとしています。正直テレワークをしているメンバーがほとんどで、曜日担当を決めて週に最低1回は事務所に来てもらっているかたちです。もちろん飲み会等のイベントの際には皆さん事務所に出てきますよ。
出勤する場合でも、事務所は練馬駅直結のビルの中にあるので、立地面でも便利で働きやすいと思います。
またテレワークでも成立するように全てのインフラを整備しているので、出勤したとしても、そのインフラで働くことになります。なのでテレワークだから不利不便になることは、ありません。
その社内インフラもすごく効率化を徹底していて、特許管理システムやコミュニケーションツール、クラウド等を活用していますし、外部専門家とコラボして文書作成時のいろんな煩雑な作業をWordマクロでワンクリック操作できるような仕組みも取り入れています!
テレワーク以外の制度面については、いかがでしょう
福利厚生面は色々整っていると思います。
ちょうど今、パパ育休を取っている弁理士がいまして。男性が育休、弁理士が育休というのはまだ多くはないかと思うのですが、こういった部分も制度面でバックアップできる体制が整っています。
求人を募集した理由
今回は、どういった経緯で求人募集をしているのですか?
色々な理由がありますが、まずは依頼件数が増えているというのが理由のひとつです。将来に対する布石という意味合いもあって、いまの調子で依頼が増えてくると、もっと弁理士が必要だと思っています。
もうひとつは、先ほど少し触れましたが、現在パパ育休を取っているメンバーがいるので、その分の補強という意味もあって新しく弁理士、あるいは弁理士試験合格者の方を採用したいと思っている次第です。
求める人物像について、教えてください
向上心と誠実さのある人物を求めています!
常に貪欲に、自分はまだまだだと思って努力して成長し続けるような、向上心のある人物。それから、お客様のために労をいとわず全力でやるべきことに取り組む、誠実さを備えた人物ということになります。
なぜこのような方を求めているかというと、向上心と誠実さのある人材は必ず伸びるからです。
誠実さがあれば、お客さんは必ず付いてきます。また向上心がないと伸びていきません。ですから我々は「向上心」と「誠実さ」を求めています!
最後にひとこと、メッセージをお願いします!
弊所はおかげさまで、お客様から非常に高い評価を受けている特許事務所です。こういった事務所でちゃんと研鑽を積んで、適切なスキルをしっかり身に付ければ、将来どこでも活躍できるようになれます。
我々も、朝ミーティングや研修などを通して、日々学んで成長しつづけています。そんなメンバーと一緒に学んで成長したい!と心から思っている人がいれば、一丸でサポートして皆様の成長を手助けしたいと思っているので、ぜひご応募いただけたら嬉しいです!
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