野田・杉本特許事務所 所長インタビュー
特徴・強みについて
まずは、貴所で取り扱っている分野を教えてください
機械、電気、化学がメインで扱っている分野になります。化学に関してさらに言うならば、高分子化学や有機化学などを主に取り扱っています。
そんな貴所の特徴・強みはなんですか?
弊所は外国関係の仕事がとても多いです。
まず外国から来る仕事、いわゆる外内案件が売り上げの1/3を占めています。外国に出す内外案件も多く、両方を合わせて全体の60~70%の仕事が外国案件となっています。
なのでスタッフも大半が英語に堪能な人で、なかには出身がアメリカの大学、というスタッフもいます。
海外とのつながりは業務面だけではありません。
コロナ禍までは毎年海外に出かけていましたし、海外研修も弊所では積極的に取り入れています。
そもそも特許をはじめとする知的財産は、本質的には国際的なものです。またレベルを上げてもらわないと、今後、知財業界で太刀打ちできなくなってしまいます。
ですから弊所の所員には英語の勉強をしてもらいたいと考え、各種研修をやっている次第です。
HPを拝見すると、いわゆる「付記弁理士」の方が多い点も印象的でした
そうですね、弊所のスタッフは勉強熱心な人が多いです!
ですので今回入所される方にとっては、周りから良い刺激をもらえる環境で働けるかと思います。
働き方について
普段の業務で、大切にしていることはなんですか?
この仕事は「正確にやること」など、大切にするべきことはいくつもあります。
その中でも私たちは「品質」をとにかく重視して仕事を行っており、各種体制等も品質維持ができるようなものも敷いています。
例えば弊所ではノルマを設定していませんが、これもやはり「ノルマに追われたせいで品質が下がることを防止するため」です。
なので稼ぎたい!という意欲の強い人なら少し労働時間を長くして高給を目指すこともできますし、逆に9時~5時で定時退社してプライベートの時間を多くとることもできます。
事務所ごとに一貫式だったりチーム式だったりと業務体制が大きく異なりますが、貴所はどんなスタイルを採用していますか?
化学チーム、電気チーム、機械チーム、と分野で分かれて業務を行っています。最終的にはチームリーダーや所長の私がチェックする体制を取っています。
今回は明細書作成経験のない方でも応募OKとしていますが、もしそのような方が入所された場合も、ベテランを付けてしっかり教えますので安心してください!
ちなみに、貴所は未経験で入所される方も多いのでしょうか?
弊所は未経験で入所して弁理士となった人が大半で、逆に実務経験があった状態で転職してきた人はとても少ないです。
職場の環境について
貴所はどんな雰囲気の職場ですか?
静かですが、図書館などのように静まり返っているわけではありません。
特に事務スタッフは仕事を分配してこなしているので、お互いに声を掛け合いながら業務を進めています。
なので静かすぎて息が詰まるような環境では全くないですよ。
貴所の「働きやすさ」について教えてください
先ほども触れましたが、弊所では「品質」を一番に置いて仕事をしています。
この点に支障が出ないなら自由にしてもらってOKで、アレコレ強制はしていません。
勤務時間について言及するならフレックスタイム制を導入しています。また通院などの都合で1~2時間お休みがほしいときもあると思いますが、1時間単位で有休が取れるようになっているので、フレキシブルに働けます。
またリモートワークも可能としています。
事務所の将来について
今後、野田・杉本特許事務所をどんな事務所にしていきたいとお考えですか?
そこまで事務所の規模を大きくしたいとは思っていません。
やはり規模を大きくすると仕事の品質が低下しますので、今くらいの規模(編集部注:記事公開時点では弁理士が10人所属)で仕事をしていきたいと考えています。
ただ弊所は現状、大手企業の案件を中心にしていますので、今後は経営の安定化を図るためにも、お客様の幅を開拓していきたいと思っています。
求人を募集した理由
今回は具体的に、どのような人材を求めていますか?
化学技術を理解できる能力がある方です。
それから、文章がきちんと書ける方を求めています。「弁理士の仕事は物書きです!」と言って過言でないくらい文章を書く仕事なので、しっかりとした文章を書ける方に来ていただきたいです。
最後にひとこと、メッセージをお願いします!
弊所は若い方、未経験の方から年配の方、ベテランの方まで長く安心して働ける環境がありますし、実際老若男女、色々な方が働いている職場です。
ハイレベルの専門家になりたいと思っている方、未経験でも知財業界で働きたい意欲にあふれる方がいましたら、ぜひご応募ください!
皆様からの連絡、お待ちしております。