弁理士法人 大谷特許事務所 インタビュー
今回は弁理士のS.Y氏、S.W氏、A.S氏のお三方がインタビューにご参加くださいました。(以下それぞれYさん、Wさん、Aさん)
特徴・強みについて
貴所の特徴・強みはなんですか?
Yさん:弊所は完全に化学分野へ特化した特許事務所です。
技術部門のスタッフは40名以上在籍していて、一人ひとりの専門分野も有機化学、無機化学、電気化学など多岐に渡るうえ、企業で長年研究開発をしていた方が技術顧問として在籍しています。
なおかつ弊所はお互いに相談しあって案件を進めていくスタイルで仕事をしていますから、専門性を深化させやすい・スキルアップがしやすい環境があります。
Wさん:我々くらいの規模(編集部注:大谷特許事務所は2024年5月現在、総勢81人の事務所)になると機械、電気、化学…と複数分野を扱う事務所が一般的になります。そうすると化学分野の弁理士は数人しかいないとか、化学分野の依頼がなくて別分野を手伝う時期があるといったことが起きるかもしれません。
こういった心配がなく、日々化学分野の業務に邁進して専門性を高めていけるのも特徴ある部分だと思います。またメインの顧客層が大手企業のため、経営の安定性も高いです。
Yさん:大谷特許事務所は、即戦力になってくれる経験者も、これから知財業界で頑張っていきたいという未経験者も、どちらも歓迎しています。興味のある方は、ぜひ気軽に連絡していただけたらと思います!
化学特化ということは、やはり外国出願も盛んなのですか?
Wさん:そうですね。メインの顧客層が大手企業で、かつ化学系を扱っているため、依頼は国内出願に留まりません。
外国に出願すること自体が多いですし、出願先の国も多岐に渡ります。私も別の特許事務所から転職して来たのですが、以前の事務所に比べると本当に多様な国に出願する経験が積めているなと感じます。
Aさん:一般的に外国出願をするとなると、出願先は米国・欧州・中国・韓国・台湾に収まることが多いと思います。しかし我々がお受けしている案件はこれら5つの国・地域のほかにも出願することがよくあり、実績としても約60ヶ国に上ります。
例えば東南アジアや南米などに海外工場を持っている事業に関わる発明ならその国を出願先に含める、といった形ですね。
これだけ出願国が多いと、その分海外代理人との繋がりも豊富になります。代理人の方もしばしば来所されますし、海外の最新情報に触れられるのは刺激的です。
未経験者や若手の採用実績も豊富
先ほど、経験者のみならず、未経験者も歓迎とのお話がありました。これまでも未経験者を採用したことがあるのですか?
Yさん:はい、未経験者を採用した経験も少なからずあります。ここ数年の間にも、開発職から転職してきた方や20代30代の若手の方などを採用してきました。
彼らは現在、一線級の活躍をしてくれています。
未経験で特許事務所への転職を考えている人は、どちらかと言うと若い方が多いと思うのですが、弊所には40代50代の働き盛りや60代のベテランのみならず、30代の若手も複数人いますから馴染みやすいとも思います。
また若い方、未経験の方にはサポート担当として特定の人が付いて色々教えてくれるので、未経験者でも安心して働けます。
働き方について
普段の業務で、大切にしていることはなんですか?
Wさん:「高い専門知識と経験に基づいた高品質のサービス」を誠意をもって提供することを基本方針とし、「品質」「顧客満足度」が業界最上位の事務所を目指し、日々仕事をしています。
品質の高さは特に大切にしていて、例えば相談しあって仕事をするスタイルは、多様な視点でチェックしていくことになり、ブラッシュアップにつながります。
また顧客満足度を高めるためにも、クライアントのニーズに合わせた型に当てはまらない対応をしたり、OA時に弊所初動でコメントを提示したりしています。
完全成果主義でないことも、品質の高さに寄与
Aさん:それから弊所は完全成果主義ではありません。完全成果主義だと自分の売上のみを追求して他人に協力しない傾向があるように思います。
これに対し、弊所では、売上をベースとした数値上の評価だけでなく、数値としては表れない事務所への貢献度による評価を行うように努めていますので、相談を受ける側は協力者として他人の相談に乗ることも業務として評価されます。相談する側からすると、分からないところを同僚や技術顧問にきちんと確認してある、しっかりした仕事をできるということになります。
なお転職者の場合、基本的には前職の年収を考慮した金額が1年目の給与となります。未経験者の場合も、全然稼げないといった不安はない職場ですので、その点も安心して頂けたらと思います。
具体的な業務体制は
貴所は相談し合いながら仕事を進めていく、との話がありましたが、具体的な業務体制について教えてください
Wさん:私達はクライアントベースで仕事を分担していて、国内部と海外部、といった形で分業をしてはいません。担当者は、発明相談から各国のOA対応まで全部やることができます。
Yさん:仕事も完全個人主義というよりはチーム制で、例えば打ち合わせは必ず2人以上が参加するようにしています。
一人に完全に任せきりにするのではなく、チームメイトや同僚に相談したり、上長やアドバイザーの方にチェックしてもらったりと、色々な人と相談しながら働ける環境です。
職場の環境について
貴所はどんな雰囲気の職場ですか?
Yさん:スタッフは穏やかな人が多いので、本当に気軽に相談や質問ができます。
Wさん:リモートの場合も、web会議ツールなどがきちんと導入されているのでコミュニケーションが取りやすいです。
一方、オフィスのほうは静かで集中しやすい環境になっています。
特許事務所はパーテーションで区切られていることも多いと思いますが、弊所では背の低いものを使っているので、隣の人にも声をかけやすく解放感があります。フリーアドレスでもあるので、いろんな方と関われるのも楽しいですよ。
働きやすさという面から見た貴所について、教えてください
Aさん:大谷特許事務所には、事務所の理念である「顧客満足の追求」を達成するためには「所員の満足」が不可欠という考えがあります。
それもあって、本当に働き方の自由度が高いです。
弊所では在宅勤務制度を取り入れており、週2日以上は出社すること、というルールで運用しています。ただ新規入所者の方は業務に慣れていただくために最初の1か月間は基本出社をお願いしています。
Wさん:出社する日は自由に決められますし、午前在宅・午後出勤のように一日の間で在宅と出社を組み合わせることもOKです。なおかつ在宅勤務する日・時間について都度上長に許可を取る必要もありません。
Yさん:それから弊所は化学特化ということもあって比較的女性も多い職場です。産休や育休への理解もあり、なおかつ非常にフレキシブルに働ける環境なので、男女問わず安心して長く働ける職場だと思います。
今回の求人について
今、貴所で人材募集をしている理由はなんですか?またどのような人物を求めていますか?
Yさん:大きく2つの理由がありまして、1つは案件が増えて人手が足りないために、即戦力となれるような経験者を増やしたいと思っているからです。
Aさん:もう1つは、将来を見据えて若い人材を増強していきたいからです。弊所は40代の働き盛りが多く勢いもある事務所ではありますが、特許権は10年20年と継続しうるものですから、今後のためにも若い人員を積極的に入れたいと考えています。
経験者の方、未経験者の方、どちらも歓迎していますので、大谷特許事務所に興味が湧いたらぜひ気軽に連絡してください!
最後にひとこと、メッセージをお願いします!
Yさん:大谷特許事務所は、長く勤められる良い職場です。そういった環境で働きたい、専門性を高めていきたいという想いを持っている方と一緒に働けたら私たちも嬉しく思います。
Wさん:興味を持っていただけましたら、ぜひ気軽にご連絡ください。皆様とお会いできるのを楽しみにしています。
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