創英国際特許法律事務所 インタビュー

特徴・強みについて

貴所が考える「自らの特徴・強み」はなんですか?

弊所は海外案件が多く、かつ業界大手の事務所です。

そのため、英語を使う機会に恵まれています。また、幅広い業界から依頼をいただいていますので、様々な分野の案件に携われる機会もあります。

お客様も、特定の一社に頼りきりというわけではないので、安定した仕事・安定した経営になっていると思います。

その他、現在プロジェクトを組んで検討中ですが、未経験からでも早く立ち上がって戦力となり、長く働いてもらえるようにするため、研修制度の充実を図っています。

研修チームを編成をして、自ら学べる環境を構築していっていますので、経験者でなくとも始められるのが強みだと思います。

特許事務の仕事の面白さ・やりがいについて

今回は特許事務の募集ということですが、「貴所で特許事務として働く面白さ・やりがい」も教えてください。

弊所では独自開発の社内システムを導入していて、昔ながらの事務というよりは、各種システム・サポートツールを駆使して効率よく仕事をすすめています。

全体的に改善マインドがあるので、ミスなく仕事ができるよう、更に環境を整えようとする土壌があります。事務だから教わったように仕事を進めればよい、というのではなく、是非、お客様目線の課題発見や意見出しをしていってもらいたいです。

あとは、20代~30代の若手が中心になっていることも特徴的な部分でしょうか。事務職というとひょっとしたら「40代以上のベテランが多い」といったイメージがあるかもしれません。

この点、弊所ではベテランもいますが、20代~30代の若手が仕切っていますので、気にせず遠慮なく相談もしやすい環境です。

働き方について

働き方・業務体制について

日々の仕事は、どんな業務体制・働き方で行っていますか?

弊所は事務が独立した組織として動いている事務所です。弁理士に秘書のようについて仕事をしているわけではなく、事務という大きな組織の中で小割りのチームを作って業務をしています。

制度面では、事務のわりに勤務時間の自由度は比較的高いほうかもしれません。お昼休みや15時に鳴るチャイムをきっかけに、オン/オフを切り替えながら、勤務時間中はきっちりと働いています。

また、丸の内以外にも各地にサテライト拠点があるので、基本的には自分の都合に合わせてサテライト勤務が可能です。丸の内やサテライト拠点で働き始め、慣れてきた2年目以降は在宅制度も使いながら働いていく形になります。

ちなみに、事務の方はサテライト・テレワークで働いている方が多いのでしょうか?

皆さん併用していますね。週一で丸の内に出社するルールなので、一番人数がいるのは丸の内のオフィスです。

家ではちょっと働きづらい人や丸の内が居心地が良いという人もいますが、フレキシブルに制度活用している人が多いです。丸の内への出社は最低限にて、他の日はサテライト拠点や在宅で仕事をする、という人が目立ちますね。

未経験者への対応について

今回は「未経験者大歓迎」とのことですから、未経験者の場合の対応もぜひ教えてください。

まず最初の3ヶ月は先輩社員がついて、OJT形式で仕事を覚えていただきます。

入社してすぐに全体研修が始まり、そのあとは事務独自研修も10回以上あるので、ここで業務の概要を掴んでもらう予定です。

事務職の経験なしでもOKとのことですが、職務経験も業界経験もない人は本当に仕事ができるか、不安があると思います。
そこで、事務職は経験よりどんな力が重要になるのか、お聞かせください。

業務上必要な知識、それから仕事のスタイルは後からでも間に合うものです。

やはり一番大切なのは、コミュニケーション力だと思います。

特に今の弊所はリモートワークも多いので、待ちの姿勢ではなくガツガツいく気持ちでやり取りする能力がある人、こまめな情報共有ができる人が求められます。

事務職ということは、所内の様々な人と関わっていくことになると思います。貴所には、どんな人が多く所属していますか?

弁理士を含めて、若い世代が多いです。基本的にみなさん優しい人柄で、弁理士が事務のフォローをしてくれることもあります。

オフの時もクラブ活動やイベントなどを通じて、お互いに交流を深めていますね。

仕事をきっちりすれば、みんな助けてくれますよ。

特許事務の経験者にとっては

ここまで未経験者向けのお話を聞いてまいりましたが、次は特許事務の経験者にまつわることを質問したいと思います。
ズバリ、経験者にとって貴所はどんな成長ができる環境だと思いますか?

最初のほうでお話したように、弊所は業界大手の事務所です。

そのため、出願件数や出願国の多さ/幅広い分野の案件を取り扱っているという点で、仕事の幅を広げられる職場だと思います。

もちろん未経験者が多いので、ご経験を活かして、私たちの仕事の進め方を見直していっていただけると助かります。

職場の環境について

雰囲気

職場はどんな雰囲気ですか?

メンバーは若い世代が多く、職場も綺麗なオフィスというのもあって、「明るい雰囲気」の職場になっていると思います。

事務のエリアで集まって座っており、コロナで静かな場面が増えましたが、BGMが流れている中で、相談し合っている様子や、笑い合っていたりする声が聞こえるので、図書館のようなシーンとした静寂空間、というわけではありません。

それから机は広いので、2面ディスプレイで仕事ができます。手元にほとんど書類を置かず、パソコンの画面上で仕事するスタイルになっています。

働きやすさ

働きやすさ、という面から見た貴所についてはいかがですか?

勤務時間が選べる制度を用意しているので、時差出勤ができます。

有給休暇も取りやすいと思います。休みたいときはお互いさまですので、積極的に利用してもらえれば良いと思います。ただ、お休み中に仕事へ支障が出ないよう、事前にしっかり周囲と調整して役割分担を明確にしておかないと、休み明けが大変になるかもしれません。

また、産休・育休中の人も多いですし、復帰して活躍している方もたくさんいます。

求人を募集した理由

今回はなぜ、求人募集を行っているのですか?

残業をさらに減らしたい、派遣スタッフの正社員化したい、これから迎える仕事量の増加に備えたい。

主にこういった理由から求人募集をお願いしました。

また、最近は結婚や出産を理由に仕事を辞める人は珍しくなりましたが、事務職はどうしても女性が多いこともあり、親の介護・配偶者の転勤などといったライフスタイルの変化に伴い、働き続けられなくなる事情を抱える人もいます。

今回、仕方ないですが、このような事情での離職がここ最近続いていることも理由です。

求める人物像について

続いて、求める人物像についてもお聞きします。

特に「責任感」「チームプレー」を大切にして働ける方を求めています。

また、ほかの事務所でも求められると思いますが、「前向きで柔軟性がある方」「やる気と向上心がある方」「失敗を認められる素直な心を持っている方」を挙げておきたいと思います。

他にも、さきほど話しましたように弊所では積極的に自分の意志で動いてもらう場面が多いです。そのため、主体性と実行力がある方に期待しております。

最後に、応募者に向けてひとことお願いします!

業界未経験でも歓迎!というのは事務職に限っていません。

知的財産はあらゆる業界で重要なものですし、弊所は知財業界での多様な分野の専門家が集まっていて、切磋琢磨しながら長く働ける職場になっています。

「そういう環境に身を置いてみたい」という方には良い事務所だと思います!