弁理士法人 谷・阿部特許事務所 インタビュー
特徴・強みについて
貴所の特徴・強みはなんですか?
事務スタッフ、技術スタッフの職種を問わず共通している特徴としては、事務所としての安定感があることかと思います。
弊所はメインの取引先が大手企業になりますし、事務所としての歴史も長く、1977年の創立以来、堅実に研鑽を積み重ねてきました。
事務スタッフとして、弁理士法人 谷・阿部特許事務所で働く魅力とは
続いては各職種にフォーカスを当てて、その特徴や魅力を伺いたいと思います。まず事務職の魅力はなんですか?
今回募集している特許事務は、国内案件と内外案件の両方に携わることができます。日本の企業が、国内に出願するパターンと外国に出願するパターンですね。
業務量も国内と内外で半々程度であり、英語を使う機会にも恵まれていますから、「英語力を活かした仕事がしたい」と考えている方にはマッチした環境だと思います。そして弊所に依頼される案件は米国・欧州・中国への出願を中心にしつつ、それ以外の国へ出願する機会も少なくないため、世界各国への出願業務を通じて、いろんな国の法制度に触れられます。
また事務職=女性が多い、というイメージがあると思いますが、弊所は男性事務スタッフも多いです。
文系大学出身者が弁理士を目指す、という道もある
それから、弁理士を目指して試験勉強をしている事務スタッフもいる、という点も特徴的かと思います。
一般的に弁理士や特許技術者の求人には「理系の大学・大学院卒」のような、技術知識に関わる条件が付けられていることもあり、文系の方は比較的目指しづらい職業です。
しかし弊所には部長やその上の統括者にも、事務から文系弁理士となった方がいて、「技術知識がないけど弁理士になる」という道も選べる・選びやすい環境があります。
弁理士・特許技術者として働く魅力とは
では弁理士・特許技術者のような技術職には、どんな魅力がありますか?
技術スタッフは個人の裁量にゆだねられている部分も多く、かなり働き方の自由度が高いです。同じことは事務スタッフにも言えるのですが、弁理士・特許技術者のほうがさらに裁量が大きいですね。
フレックスタイム制を採用しているので勤務時間も融通が利きますし、案件の進め方についても個人に任せている部分が大きいです。
また弊所はノルマを設けていないため、やればやるだけ評価をされていきます。
沢山働いて沢山稼ぐ働き方も、ワークライフバランスを重視して仕事量を調整する働き方も、どちらも選択可能です。
それから事務所によっては、国内出願、外国出願、中間処理、といった感じで分業制にしていることもあるでしょう。ですが弊所は国内出願から内外出願までの一連の流れ、ときには外内出願にも、と幅広い業務に携われることも魅力のひとつかと思います。
働き方について
普段の業務で、大切にしていることはなんですか?
弁理士の仕事は、代理と相談業務がその根幹です。
代理とは、顧客の意を受け、顧客に成り代わって出願などを行う法律行為であり、また相談に当たっては相手の立場を十分に理解してアドバイスを行うことが求められます。
このような業務を目指すのが我々、弁理士法人 谷・阿部特許事務所で、そのためにも5つのキーワードを理念として掲げています。
- 相手を理解しよう…顧客が何を考えているのか、発明は何なのかを十分に理解するのが仕事の原点。国際的な仕事では、文化的差異も踏まえて相手の考えを理解し、分かってもらえるような説明をする
- 情報ギャップを磨こう…期待されているのは、下請け仕事ではなく専門家としての仕事。技術の理解、法律の理解、日常ルーチンワークのノウハウ等、常に仮想最上位レベルのお客様よりプラスのギャップを持つ
- 刻意…心をくだく、という意味
- 仕事を楽しもう…仕事に余裕をもてるよう互いに努力・啓発しあいながら、高品質、高速度サービスの実現を目指す
- キープ・ヤング…現状に満足することなく、現状を打破する改革を常に意識する
今回、特許事務は未経験OKなので、教育面についても知りたいです
弊所の事務部門は、20代の若手から50代のベテランまで在籍しているのですが、20代30代の方が多く、所内でも若い人の多い部署となっています。
特に若手の方は全く違う業種・業界から転職して特許事務になったという、未経験者がほとんどなのですが、現在はみなさん大いに活躍されています。
もし未経験で入所された場合は、まずは国内出願を担当していただき、そこから順次、内外出願も担当するといった形で、ステップを踏みながらお任せする業務の幅を広げられるようにしていますので、特許事務の経験がなくとも着実に成長していけます。
※注:2024年7月現在、未経験可の特許事務は充足したため募集を終了しています。
職場の環境について
貴所はどんな雰囲気の職場ですか?失礼を承知で言うと、ネット上の古い口コミには不安になるようなことも書かれているのですが…
弊所は特許事務所らしい、とても静かで集中しやすい環境です。
ただ事務部門のほうはパーテーションなしのワンフロアになっていて、顔を合わせながら仕事をしますから、困ったときは気軽に声をかけあえます。
実は7~8年前に色々と変わり、事務所の諸体制が刷新されたり部長達が新しい方になったりしているので、ご覧になったネットの口コミは本当に一昔前の情報になっています。
とはいえ実際に見ないと分からないこと、言葉を交わさないと分からないこともあるかと思います。応募前に気軽に話をする場も設けていますので、興味のある方はぜひこちらもご活用ください。
働きやすさという面から見た貴所について、教えてください
最初の方でも少し触れたかと思いますが、弊所はフレックスタイム制を導入しているため勤務時間の融通が利きやすいです。
残業も事務所全体で見て、月20時間に収まる程度です。
在宅勤務制度もありますが、新しく入られる方、特に未経験の方はある程度の期間出社して弊所での仕事に慣れてもらう必要がある点だけご留意いただければと思います。
とはいえ男女問わず育休取得実績があったりと、男女を問わず働きやすい環境がある働きやすい職場です。これまでにも「やっぱり谷・阿部特許事務所のほうが仕事のやりがいがあるし、働きやすい」と転職後に再就職された方も一定数いるくらいです。
今回の求人について
今、貴所が求人募集をしている理由はなんですか?
人員を増強するためです。転職される方がいるので、その穴を補充するという側面と、今後のために人員を揃えたいという側面から、募集を行っています。
具体的には、どのような人材を求めていますか?職種ごとに教えてください
特許事務のなかでも管理職候補の方には、経験とコミュニケーション能力を求めます。仕事柄、コミュニケーションの上手さはやはり大切です。
将来、特許事務の管理職として事務所やメンバーを支えてくれるような方に来ていただけたら大変嬉しく思います。
それから人と関わっていく機会の多い仕事ですから、「谷・阿部特許事務所になじめるかどうか」が重要になってくるかと思っています。
特許事務所は「事務所の色」が出やすいですし、その色も職場ごとに様々ですから、マッチする人かは本当に大切ですよね
では他の職種はいかがでしょう
特許事務の方も、弁理士・特許技術者の方も、「知財業界に転職して学んでいきたい」「頑張っていきたい」という意欲の強さが大切になると考えています。
あとはこちらの職種も、基本的なことにはなりますが、弊所になじめる人かどうか、弊所の理念に共感してくれるかどうか、といった点が重要だと考えています。
求人詳細にはそれぞれ「初級程度の英語力」「中級程度の英語力」など書かれていますが、これはどの程度の能力をイメージすればよいですか
初級程度、というのは、英語に苦手意識がなくて高校大学レベルの英語力を持っている方を想定しています。
中級程度はその一段階上のレベル、というイメージです。
最後にひとこと、メッセージをお願いします!
谷・阿部特許事務所に、少しでも興味を持っていただけたでしょうか?
今回は事務部門からもスペシャルメッセージをもらいました。
まずは管理職候補としての応募を考えてくださる方へ。貴方の強い責任感とリーダーシップを発揮して、チームの牽引役となることを期待しております!
そして未経験者・経験者を問わず、事務員として応募してくださる方には、どのような業務でもそつなくこなせるオールラウンダーな特許事務員となることを期待しております!
応募前に一度お会いすることもできますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
皆様と一緒に働けることを、楽しみにしています!
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