井上国際特許事務所 インタビュー

特徴・強みについて

貴所の特徴・強みはなんですか?

我々の事務所の特徴として、外内出願をメインにしていることが挙げられます。仕事量としては80%くらいが外国関係のものになるでしょうか。アメリカや欧州を中心に、世界各国から依頼をいただいています。

時には私たちが外国に行ったり、逆にクライアントやお付き合いのある特許事務所といった外国の方が来所されることもしばしばあります。

国内クライアントは中小企業やスタートアップを主顧客としていまして、お客様とより近い場所で仕事ができるのが楽しく、またやりがいを感じます。

最近は営業にも取り組んでいますから、新しい方が入所される頃には、今以上に多様な発明・業務に携われるんじゃないかとも思っています!

働き方について

普段の業務で、大切にしていることはなんですか?

最も大切にしているのは、やはりお客様第一の精神です。お客様の話をしっかりと聞き、そのニーズに応えることを常に心がけています。

仕事をしているとA案とB案のどちらを採用するか悩む。こんな場面も往々にしてあります。そんなときも「どちらがよりお客様のためになるか?」を考えて日々、業務をしています。

今回採用された人は、入所後どんな風に働いてもらうイメージですか?

翻訳は専門の担当者がいますが、小さな特許事務所なので出来ることを色々とやってもらう形になります。

経験者の方に来ていただいた場合は、その方のスキルや経験に応じて、仕事をお任せしていく予定です。

逆に新卒・第二新卒のような方を採用した場合、十中八九未経験かつ特許業界の仕事についてあまり詳しくないと思いますから、まずは事務の仕事をしていただこうと考えています。

事務業務を通じて「特許事務所の仕事」や「特許出願の一連の流れ」を覚えてもらったあと、弁理士志望の方なら、特許明細書といった出願書類の作り方・書き方の指導を受けていってもらいます。

弊所のスタッフは皆ベテランで知識も豊富なので、ぜひいろんなことを吸収してもらえたらと思います!

職場の環境について

貴所はどんな雰囲気の職場ですか?

業務柄もあって、所内は静かで集中しやすい環境になっています。

だからといって声をかけづらいとか、ギスギスした空気がある、なんてことはありません。気持よく働ける、良い職場です。

日々の業務のこと以外にも、働き方についても気軽に相談できるような環境ですから、困ったことや悩んでいることがあれば声をかけてもらえたらと思います。所員のみなさんが長く働けるよう、柔軟に対応をしていきたいと思います。

また、今このインタビューを読んでいる方のなかに、「家庭の事情等で不安があるから、井上国際特許事務所での働き方について相談したい」という方がいれば遠慮なくご連絡ください。

(編集部注:井上国際特許事務所の連絡先は右記の通り。メール … inopat@tokyo.email.ne.jp 電話番号 … 03-6280-5901)

今回の求人について

いま貴所では、どのような人材を求めていますか?

私たちがやっているのは、お客様とのやり取りを通じて相手の意見をきちんと汲み取り、それを書類や権利という”形”にしていく仕事です。

ですから相手の意見や要望をきちんと汲み取れる人を採用したいと考えています。自分の意見を押し付けるのはダメ、ということですね。

先ほどお話したように、方法Aと方法Bのどちらを取るか悩んだときに「どちらがよりお客様のためになるか」という視点で物事を考えられる。そんな人に来ていただけたら幸いです。

貴所は外内案件が多いとのことで、当然英語力が必要になると思います。具体的に求めるスキル・レベルなどについて教えてください

日々の仕事で使うのは、リーディングとライティングだけです。

この2つに関しては高い能力をお持ちでないと、海外企業から依頼を受けて日本の特許庁へ出願する書類を作るのは厳しいです。特許明細書は権利書の役割も担いますから、日本語・英語を問わず、読み書きでミスがあると大変まずいです。

TOEICで言うなら、リーディングはほぼ満点です!というような人材が当てはまるでしょう。

逆に、リスニングとスピーキングは仕事でほぼ使いません。

海外の事務所の方がお越しになったときなどに使うとしても、コミュニケーションをしようという想いがあれば意外となんとかなるものです。

最後にひとこと、メッセージをお願いします!

お客様のためになるよう、一生懸命頑張れる方と一緒に働けたら、私たちも嬉しく思います。

興味のある方がいましたら、お気軽にご連絡ください。

皆様からの御応募、楽しみにしております。

(画像はすべてイメージです)