清原国際特許事務所　担当者インタビュー

主に外国からの出願（外内）案件を多数手がける、清原国際特許事務所。同社の特許担当者と採用担当者へのインタビューから、求人票だけでは見えない仕事の魅力が見えてきました。

清原国際特許事務所について

当事務所は、主に外国からの日本国内への特許出願（外内）案件を多数手がける特許事務所です。案件の約8割が外国、特に欧米のクライアントからの依頼であり、この強固な国際的なパイプラインが事務所最大の強みとなっています。近年、アメリカの大手事務所との取引が拡大したことにより、案件数は増加傾向にあります。

取り扱う技術分野は、主に化学・バイオ分野と機械・電気分野に分かれます。業務の中心は、これら外国案件に関する特許の取得、すなわち出願および中間処理です。商標や意匠も扱っていますが、こちらも国内と海外の案件が半々程度となっています。侵害訴訟などの経験はありますが、現時点では特許取得支援がメイン業務です。

入所後は、まず当事務所独自のルールに関する研修からスタートします。その後はOJTを中心に実務を習得していただきます。

弁理士・特許技術者の方は、経験者の指導のもと、特許調査や、比較的処理しやすい中間案件の担当から始めます。座学での技術研修やマニュアル研修も並行して実施し、知識と実務能力の両面から成長をサポートします。

商標意匠弁理士の方は、経験者の指導のもとOJTを中心に実務を習得していただきます。

翻訳担当の方は、基本的には中間案件の翻訳からスタートし、習熟度に応じて、海外から国内に入ってくる特許明細書などの本格的な翻訳へとステップアップします。

中間案件は基本的に一人の担当者が主導しますが、経験豊富な弁理士によるチェックを受けながら進めます。調査や出願業務は案件の規模に応じて、複数名でのチーム体制を組むこともあります。

働き方・職場の雰囲気

働き方の基本は出社です。翻訳担当者など一部の職種では、家庭の事情などを考慮し週1日程度のリモートワークを導入しているケースもありますが、原則として出社での勤務となります。

所内の雰囲気は、事務所規模が小さいこともあり、風通しが良いのが特徴です。「私はこの仕事しかしない」というような固定観念を持たず、頭が柔らかく、多様な業務に前向きに取り組める方が活躍しやすい環境です。

業務時間外の交流は、強制的なものはほとんどありません。忘年会が年1回程度あるほか、3ヶ月に1回程度、希望者のみで食事会を開催するなど、プライベートを尊重しつつ、適度な交流を図っています。

教育制度・評価制度

新人向けの各種研修のほか、弁理士試験の受験者に対しては、所内の事前テストをクリアすることを条件に、試験の1週間前から特別休暇を取得できる制度があります。これは、日々の実務と資格取得の勉強を両立する方を支援する、当事務所の重要な取り組みの一つです。

また、特許関係については毎週、法改正や審査基準などに関する勉強会を開催しており、特許関係のメンバー間で最新情報の共有とブラッシュアップを継続的に行っています。

評価制度は、単なる売上だけでなく事務所への貢献度など多角的な視点から評価する仕組みに移行中です。国際案件への貢献や、円滑な英語コミュニケーション能力なども、正当に評価される環境です。

今回の募集の背景・求める人物像

今回の募集は、主に海外からの案件増加に伴う体制強化が背景にあります。特に、案件が伸びている特許の弁理士や特許技術者を求めています。

当事務所が何よりも重視するのは、「学ぶ意欲がある人」です。新しい技術に触れるのが好きで、物怖じせずに積極的にチャレンジしていく姿勢のある方を歓迎します。国際的な知財実務の最前線で、意欲と経験を活かして活躍したいという方を心よりお待ちしています。

特に募集を強化している技術者・弁理士については、以下のバックグラウンドを持つ方を求めています。

まず、機械・電気分野においては、国内顧客案件も多いため、特に特許実務の経験者を求めています。また、国際案件が多い化学・バイオ分野のバックグラウンドを持つ方も歓迎いたします。

外国案件が多いため、英語力は必須ではありませんが、できるに越したことはありません。ただし、国内案件が中心となる機械・電気分野の技術者については、英語力よりも、顧客との円滑なやり取りに必要な社会人経験や対外的なコミュニケーション能力を重視しています。

当事務所で、あなたの意欲と専門的な経験を活かし、グローバルな知財実務の最前線でキャリアを築いてみませんか。

応募前に話を聞いてみたい！そんな時はカジュアル面談

カジュアル面談とは採用面接のまえの話し合いの場。簡単に言うと、個別に行う会社説明会のようなものです。

履歴書は用意しないでOK！まずは気軽に話を聞いてみましょう。

※カジュアル面談についてはこちらのコラムをご確認ください。

【カジュアル面談の申込方法】

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知財HR：カジュアル面談希望

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