【未経験歓迎特集】これから特許事務所・知財部でがんばりたい人、弁理士になりたい人向け求人まとめ
これから知財業界で働きたい!
そんな人がまず探すのが、「未経験可」の求人ですよね。
今回は未経験OKを明言している特許事務所・知財部の求人情報をまとめて紹介します。
【気軽に話が聞ける!カジュアル面談について】
知財HRではカジュアル面談(簡単に言えば履歴書なし&個別開催の会社説明会)を導入中!応募前に気になる事務所・企業から直接、話を聞くことができます。
申込は求人詳細ページの一番下から行えます。(会員登録等不要、利用料なし。なお求人により申込受付の有無等は違います)
気になる職場があったら、ぜひ気軽に利用してみてください。
目次
探している職種別!この特集で紹介している転職情報
【弁理士・特許技術者の求人を探している方はこちら】
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>未経験者歓迎の事務職を募集している特許事務所(準備中)
※求人の並び順について
この特集では、勤務地の全国地方公共団体コード順(同一勤務地は50音順)で求人を紹介中。おすすめ順ではないので、最後までじっくり見てみてください。
未経験可な弁理士・特許技術者の求人を掲載中の特許事務所
事務所一覧(開く)
弁理士法人磯野国際特許商標事務所【東京都千代田区】
ボングゥー特許商標事務所【東京都千代田区】
明倫国際法律事務所【東京都千代田区/福岡県福岡市/在宅】
弁理士法人 大谷特許事務所【東京都港区】
RYUKA国際特許事務所【東京都新宿区】
弁理士法人河崎特許事務所【大阪府大阪市中央区】
弁理士法人磯野国際特許商標事務所【東京都千代田区】
<代表含め、まったくの未経験で入所した人も少なくない特許事務所>
磯野国際特許商標事務所は、まったくの未経験で入所したスタッフが大勢いる特許事務所です。町田代表(写真の、ピンク系ネクタイを締めた男性)もそのうちの一人だそう。
明細書作成経験の有無に依らずしっかり成長できる環境なので、向上心や好奇心を持っている人なら十分にやっていけるとは代表の談。
時間当たりの売上を重視するほか、長く安心して働ける環境づくりも意識されています。
- 募集職種:弁理士、国内特許技術者、外国特許技術者
- 分野:電気、通信、情報処理、制御等
- 応募条件:大学卒以上(学部学科不問)
- 給与:未経験者/浅経験者…月給28万~35万円
ボングゥー特許商標事務所【東京都千代田区】
<知識も実力もある弁理士がきちんと指導。未経験者でも安心して働ける環境>
こちらは、知識・実力の確かな弁理士がしっかり指導をしてくれる特許事務所。OJTの先輩は実務経験の浅い人だった…といった心配がなく、着実にスキルを学んでいける職場です。
また事務所全体には特許・商標などのほか、著作権や品種登録など多種多様な案件や相談が来ているのもポイント。近くで見るだけでも勉強になるでしょう。
事務所のほうから、本人の適性を無視した働き方を強要されることもありません。
- 募集職種:弁理士、特許技術者
- 分野:化学・バイオ分野(食品、化粧品、医薬、微生物など)
- 応募条件:化学又はバイオ分野の知識がある・文章を書くことが好き・新しい技術を学ぶことが好き
- 給与:弁理士…年俸400万~600万円 特許技術者…年収350万~500万円
※弁理士の年俸は売上をベースに総合的に決定。成果次第では年俸1000万円なども目指せます
明倫国際法律事務所【東京都千代田区/福岡県福岡市/在宅】
<未経験者でも着実に成長し、主体的に仕事ができるように。法律事務所ならではの経験も>
未経験者なら、研修で基礎を学んでから明細書作成のOJTに入るという明倫国際法律事務所。早い人なら半年程度で簡単なものを主体的に書けるようになるそうです。
ビジネス全体に対応できる中核・中堅の法律事務所なだけあって、携われる業務もクライアントも多彩なのが特徴。
「明細書作成を極めたい」「明細書作成のほか、知財コンサルティングもやりたい」「知財戦略づくりにも携わりたい」など、明細書作成+αで興味のあることができ、スキルアップが望める職場でもあります!
- 募集職種:弁理士・特許技術者
- 分野:全分野
- 給与:特許技術者…月収30万円~
弁理士法人 大谷特許事務所【東京都港区】
<未経験者や20~30代の採用実績あり。専門性の向上も◎>
現在活躍するスタッフのなかには、ここ数年で採用した未経験者・20~30代の若手もいるという大谷特許事務所。これから知財業界で頑張りたい人も馴染みやすい環境があります。
化学分野に特化した事務所なので、化学分野の仕事に邁進して専門性を高められるものポイントです。
事務所理念の「顧客満足の追求」を達成するため、「所員の満足」も大切にしており長く勤められる職場でもあります。
- 募集職種:弁理士、特許技術者
- 分野:化学
- 応募条件:化学系の大学・学部出身
- 収入のモデルケース:30歳前後、企業研究歴5年程度、未経験だが弁理士試験勉強中の場合に、400万~550万円程度(月給25万~35万円程度)
RYUKA国際特許事務所【東京都新宿区】
<はやく成長したい!本当に役に立つ=価値のある仕事をしたい!そんな意欲溢れる人は要チェック>
RYUKA国際特許事務所は、真に強く価値のある特許を作っていく存在。言われたことだけを書くような下請け的仕事とは一線を画す、価値ある仕事ができる職場です。
そのため人材育成面にも力を入れており、ディスカッションを重視した指導とチームでのサポート体制を敷いています。結果として成長速度も速いものに。
その仕事ぶりと成長ぶりは、ぜひインタビューと公式HPをご覧ください!
- 募集職種:弁理士・特許技術者
- 分野:半導体、電気、電子、ソフトウェア、通信、画像処理、機械、光学、電子材料、化学、又はバイオ
- 応募条件:いずれかに当てはまる方 ①理工系の博士(取得見込可)②弁理士(2次試験合格者可)かつ理工学部出身か応用情報処理の資格保有者③特許事務所,知財部,または研究開発の実務を3年以上経験された方
- 給与:月給42万円以上(年収600万円以上)
弁理士法人河崎特許事務所【大阪府大阪市中央区】
<弁理士資格の取得も目指しやすい職場>
こちらの特許事務所は、明細書作成からしっかりOJTスタイルで教えてくれる職場です。仕事量や試験直前期間の休暇など、細やかにサポートしてくれることもあって弁理士資格取得も目指しやすいでしょう。
また「どんな相談にも対応できる」事務所と呼ばれることもあるくらい、様々なクライアントから多彩な相談が持ち込まれるので、見て学べることもたくさんあります。
働きやすい環境を維持するためにも人的余裕を普段から作っておこうと求人募集をするくらい、スタッフのことを慮っている職場でもありますよ。
- 募集職種:弁理士・特許技術者
- 分野:電子デバイス/化学/材料
- 給与:特許技術者(経験者)…月給28万円~60万円
未経験でも応募受付している知財部
企業一覧(開く)
株式会社 日本マイクロニクス【東京都武蔵野市吉祥寺】
株式会社 日本マイクロニクス【東京都武蔵野市吉祥寺】
<知財部に転職したい若手研究者・エンジニアは必見!>
こちらの求人、若手戦力の補充を目的としているため、基本は経験者を募集しています。
ただし知財部への転職を希望するエンジニア・研究開発者なら知財の実務経験は不問!
知財部で働きたい若手研究者はぜひチェックしてくださいね。
”知財の仕事”にバランス良く携われる職場なので、スキルアップも十分に図れます。
- 募集職種:知財一般職
- 事業概要:半導体計測器具、半導体・LCD検査機器等の開発・製造・販売
- 給与:年収400万円~700万円
未経験で特許事務所・知財部に転職したい人、弁理士になりたい人からよくある質問
Q.そもそも、未経験でも知財業界へ転職できる?
A.はい、可能です。なかでも特許事務所は、勤務者の大半が転職してきた人だそう。
ただし弁理士・特許技術者は業務の特性上、技術的なバックグラウンドを有しているか(例えば前職が研究開発職か?)否かで、転職の難易度が変わります。
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【弁理士が伝授】未経験から特許事務所への転職を成功させるコツ
Q.実務未経験の40代でも特許事務所・知財部に転職できる?
A.知財部の中途採用は、ほとんどの場合、実務経験者のみとなっています。
一方の特許事務所も、未経験者は35歳くらいまでを目途に採用しているのが一般的です。小規模事務所なら40歳くらいの未経験者を採用することがあります。
Q.実務未経験の文系でも弁理士になれる?
A.はい、可能です。
まず弁理士試験には学部・学歴等での制限がありません。また数は減りますが、学部不問・未経験者歓迎といった条件で求人募集している特許事務所もあります。
ただ特許を担当するのは、「新しい技術を権利化する」という仕事の特性上、難しいです。文系弁理士の主な仕事は①商標・意匠専門②外国案件担当③契約 の3つとなります。
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Q.弁理士はやめとけって噂は本当?
A.以下のような理由により、弁理士になることへマイナスイメージを持っている人がいることは事実です。
- 国内出願の件数が減ってきた
- ブラックなイメージがある・ブラック事務所が存在している(ハラスメント/長時間労働/成果主義/単独業務多め)
- プレッシャーがきつい(ノルマ/締切)
- 稼げるようになるまで年月がかかる
- 能力次第で収入がガラッと変わる
- 生成AIが台頭してきている
とはいえ世界的に見れば仕事は豊富にありますし、仕事の柔軟さも高め。年収も一般的なサラリーマンより高めです。発明の深堀りをはじめ、AIには代替できない仕事もまだたくさんあります。
弁理士になりたい!知財に関わる仕事がしたいんだ!という想いがあるなら「やめとけ」なんて噂は気にする必要ありません。
特許事務所・知財部への転職でありがちな後悔
今までと違う業界に転職するときに失敗してしまう人も少なくありません。
では知財業界に転職するときにありがちな後悔はなにか?事前に知っておいて、いざ自分が転職するときに後悔しないよう備えておきましょう。
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イメージに反して地味&孤独
弁理士は”知的財産の専門家”です。また世間に取り沙汰されるような知財ニュースは、高額なライセンス料や大手企業同士の特許訴訟など、話題性もたっぷり。知財業界=華やかな印象を抱くかもしれません。
しかし、知的財産の仕事は基本的に地味です。
特許事務所では各種調査、文献の読み込み、書類作成、事務作業などがメインです。知財部も自社の無形資産を守る&他社の権利を侵害しないため、各種調査や発明発掘、出願業務をするのがベースとなります。
とりわけ弁理士・特許技術者は黙々とこなす仕事が多く、孤独になりやすいです。
こういった地味さ・孤独感に後悔し、退職するパターンも少なくありません。
仕事がきつい(締切、業務量の多さ、ノルマなど)
ノルマや業務量の多さについていけず、転職を後悔する人もいます。
なかでも弁理士・特許技術者の仕事は、法定期限という締切に追われます。
そのうえ未経験者や経験の浅い人は、作成した明細書へのリテイクが多くなりやすく、その分だけ作業時間が増え&売上が減る結果となります。
長時間労働が辛い
先ほど挙げた、ノルマ・業務量の多さ・法定期限という締切の存在は、長時間労働を生む原因にもなります。
また知財部は事業の展開スピードに、特許事務所はクライアントの要望に合わせて仕事をする必要があります。事業の展開スピードやクライアントの要望次第では残業が続くことも珍しくありません。
下請け的な仕事が嫌になってくる
特許事務所の仕事は、依頼を受けて発明者が生み出した発明を権利化することです。依頼を受けて仕事が始まるという点から、どうしても「下請け感」が出てしまうことは否めません。
本来、弁理士・特許技術者の仕事はクリエイティブです。発明をどう表現するか?権利として守る範囲は?将来権利をどう使う想定で、今書類を作るか?など頭をひねらせることはたくさんあります。
ですが「下請け感」にやる気を失ってしまい、転職に失敗した!と思う人もいるのです。
日々の自己研鑽が大変
知財業界の仕事は、日ごろから知識のアップデートが求められます。
改正された法令、新しい技術、最新の判例…。デジタル化等の影響で、新しいツールの操作を学ぶ時間も必要です。ほかにも、英語力や営業力、コミュニケーション能力のブラッシュアップも求められるでしょうか。
締切に追われがちな仕事と並行してこれらの自己研鑽をするのが、大きな負担となり転職を後悔するケースがあります。
知財専門の求人サイト「知財HR」
知財業界はいわゆるニッチ業界。そこで転職時に重要になってくるのが「どれだけリアルな情報を集められるか」です。
知財HRではそんなお悩みにこたえるべく、求人票にインタビューを掲載中!(※求人によります)
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